2018/02/15 2018/03/24

ADA(エイダ)とは?特徴・購入方法・今後の将来性まで一挙紹介!

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本日紹介する仮想通貨(暗号通貨)は、Cardano(カルダノ)プロジェクトより発行されたADA(エイダコイン)です。ADAは、2017年10月に公開され、現在まで約40倍の高騰時価総額は、第5位の仮想通貨です。

最近では、格付け会社「Weiss Ratings」の評価がイーサリアムを抜く第2位(評価はB)を獲得したことでも話題になりました。果たして、時価総額ではイーサリアムを抜くことが出来るのか・・。要注目のADAの特徴から将来性まで、徹底解説します!

◆目次
1.30億人を救うプラットフォーム、ADAとは?
2.今後の将来性
3.現在価格・チャート
4.購入方法(取引所)
5.おすすめウォレット
6.関連銘柄

30億人を救うプラットフォーム、ADAとは?

ADAは、オンラインカジノであるCardano(カルダノ)で使用される仮想通貨としてスタートしました。改ざんができず、またすべてのお金の動きを追うことが可能なブロックチェーンの技術は、イカサマの防止や掛け金の配当など、カジノでの利用は非常に相性が良いのですね。

その後は、プロジェクトの方向性をシフト。あくまでもゲームは手段であり、Cardano(カルダノ)は、オープンソースの分散型金融プラットフォームとして、世界に口座を持てない30億人の財布となるべくプロジェクトを邁進しています!

30億人とは身分がなかったり、または貧困や政策により、口座を持つことが出来ないとされる人々の数をさしています。ADAは、ビットコイン、そして第二世代のイーサリアムを超え、第三世代の仮想通貨として、大規模で持続可能な発展を目標としているのですね!

カルダノの目指す第3世代とは、それまでの多くの実験的通貨から得られた知見を整理し発展させることで得られる、スケーラビリティ・相互運用性・持続可能性に優れた通貨である。

カルダノ (ブロックチェーン)wikiより引用

さらに、Cardano(カルダノ)プロジェクトが特筆すべき点は、天才数学者である、
チャールズ・ホスキンソンが開発責任者についている点です。

チャールズ・ホスキンソンは、イーサリアムの開発にも関わり、ビットシェアーズの創設者でもあります。・・なんだ、ただの天才か。

ちなみに、ADAの名前の由来は、19世紀に誕生した、世界初の女性プログラマーと呼ばれるエイダ・ラブレスから来ています。

また、Cardano(カルダノ)プロジェクトは、チャールズが率いるIOHKという組織の他に、カルダノ財団、Emurgoという3つの組織によって、開発やプロモーションを効率的に行えるようになっている点も特徴的です。

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IOHK(Input Output HK)
Charles HoskinsonとJeremy Woodによって設立。開発を担当しするチーム。チーム自体がADAに限らずブロックチェーンの開発を担っており、ビットコインやイーサリアムクラシックの研究も行っている。

Cardano財団
スイスに本拠を置く、カルダノプロジェクトのマネージャー的存在。

Emurge(エマーゴ)
東京渋谷に登記されている、主にプロモーションを担当するチーム。2018年2月には、エンジニア向けのミートアップを開催。Emurgeとは、ラテン語で『出現する』の意。代表は児玉健氏。

また、ADAは特にアジアに力をいれており、その中でも日本で始めてプレセールを行った点も有名です!サイトも日本語対応など、とてもユーザーフレンドリーな通貨ですね。

そのためなのか、ホワイトペーパーについても日本語の全訳があります。・・ありがたい。そこで、ADAの特徴について、私なりにまとめてみました!

ADAの特徴まとめ

  • Cardano Settlement Layer(CSL)とCardano Computation Leayer(CCL)の 階層設計により複雑で大規模な処理を実現
  • 年利約10%!? 独自のproof of stakeを実現する”ウロボロス”
  • イーサリアムを超えるスマートコントラクト、Plutus
  • 査読(ピアレビュー)による安全な設計
  • 量子耐性を持つ電子署名方式

上記通り、ADAは台帳部分と計算部分を階層化し、効率的に大規模な処理を実現する仕組みになっています。

また、イーサリアムを超えるスマートコントラクト、ビットコインより効率のよい承認方式であるproof of stakeをアルゴリズムとしているなど、これまでの仮想通貨の欠点を補いつつ、一歩先をゆく仮想通貨を目指しているのです!

また、ADAは開発ベースではなく、学術論文の査読をベースとした安全な設計がされており、量子耐性を持つ署名の実装など、これまでの仮想通貨の脆弱性をカバーし、安全な未来の金融プラットフォームを目指しています。

CardanoプロジェクトとADAが目指す未来

一時は詐欺コインと噂されましたが、壮大な構想を持ち、それを実現するためのプラットフォームとして、確かな開発基盤を持っているCardano(カルダノ)プロジェクト。

口座を持てない30億人の財布となるとは、非常に大きな目標ですが、仮想通貨のテクノロジーをもってすれば、実現できるかもしれません。ADAは、ネットワークがあればどこでも利用でき、また国や政府に支配されることはありません。

仮想通貨の設計者は、既存の銀行システムが高すぎて導入できず、1日の生活費が数ドルであり、安定したアイデンティティを持たず信用を得ることが不可能であるような地域に目を向けるべきです。

これらの地域において、支払いシステム、財産権、身分証明書、信用リスク、およびリスク保護を携帯電話で実行される単一のアプリケーションにまとめ上げることは、単に有用なだけではありません。それは人生を変えるほどのものです。

カルダノホワイトペーパーより引用

例えば、政策により、100兆ドル紙幣が発行されるハイパーインフレを引き起こしたジンバブエでは、非中央集権的なビットコインが通貨として認められています。

ADAはこういった政府や巨大な権力による金融不安から人々を開放し、新しいプラットフォームを目指しているのですね!さらっといいましたが、ADAは30億人の利用、そして銀行や政府に負けない金融システムを前提とした超ビッグプロジェクトなのです。

では、一体どういったテクノロジーでADAがその未来を実現していくのか、その仕組みを詳しく解説していきましょう!

ADAのレイヤープロトコルの仕組みとは?

ADAが優れた性能を発揮するための核となるのが、 CSL(Cardano Settlement Layer)、CCL(Cardano Computation Leayer )と呼ばれる二つのレイヤー(階層)プロトコルです。

↓インターネットのレイヤープロトコル

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レイヤープロトコルというのは、ケーキのスポンジとクリームの様に、階層上に分かれそれぞれが独立して動作する仕組みのことをいいます。

二つのレイヤーの役割

CSL・・ビットコインのブロックチェーンをもとに作られた。主に台帳部分となり、アカウントの残高を記録するレイヤー

CCL・・トランザクションの原因を記録し、スマートコントラクトの実行など、複雑な処理を担うレイヤー

スマートコントラクトとは、決済に付随するプログラム=条件付けのこと。「AがBに支払ったお金を3日後に返す」といった条件付けを指します。

基本的な台帳部分と、複雑なプログラム部分をレイヤー化することは、機能の拡張や、セキュリティの向上に繋がりますが、その分開発は難しくなります。

ではなぜ、ADAは二つのレイヤー構造をしているのでしょうか?これについて、ADAは以下の様に説明しています。

CSLは数あるアカウントを保持し、一方のCCLは次世代のスマートコントラクトを実行する中で個人を断定しコンプライアンスを補助します。

各アカウントの調査を行いながら、ユーザーのプライバシーを保護するために構築されました。

そうすることでカルダノは、暗号通貨の新たなアプローチを創造しながら必要な条件を満たしつつ効率化を可能にした初のプロトコルとなりました。

ビットコインなどのブロックチェーン上にある情報は誰でも確認ができます。逆にいえば、プライバシーは保護されていません。スマートコントラクトによって書き込まれた、「AがBに100万円を貸し付けた」という情報もオープンになってしまい、処理も遅くなります。

そこで、ADAはブロックチェーン上の情報と、スマートコントラクト部分をレイヤーとして分離させることで、プライバシーを保護し、さらには効率的な処理を可能にしたというわけですね!

カルダノは設計する柱、Haskell

また、カルダノを構成するプロトコルは、Haskellというプログラミング言語が採用されています。レイヤーを家の壁や床に例えると、Haskellはそれを支える柱や骨組みのようなものです。

Haskellを用いた理由について、チャールズ・ホスキンソンは、数学的に厳密な言語であり、コードを厳密に書ける。結果として高いセキュリティをもたらすことができる、としています。

レイヤー構造に加え、設計の基本から非常にセキュリティに気を使っています。仮想通貨が通貨となるために、それだけ通貨への信頼を重視していることが伺えますね!

KMZサイドチェーンとは?

さらに、ADAにはCSL、CLLの他に、KMZサイドチェーンが実装される予定です。サイドチェーンとは、例えればメインストリートの小道の様なものです。独自のルールで動かせたり、またその他のブロックチェーンを仲介する、また高速な処理、一時的な処理などを可能にします。

サイドチェーンは、独立したブロックチェーンとして構築される予定で、これによりカルダノに更に多くの機能を実装することが可能になります。

サイドチェーンを相互運用することは、すなわち、Adaを1つのブロックチェーンから別のブロックチェーンに移動することができるということ

ブロックチェーンのフォークをすることなく、試験的に導入されたブロックチェーンの新しい機能をサイドチェーンの中で利用できるため、サイドチェーンは、アップグレードを容易にします。

カルダノロードマップより抜粋

KMZサイドチェーンは、その他のブロックチェーンとADAをつなぐ機能や、ハードフォークをせず、メインチェーンのアップデートを容易にすることを可能にしてくれます。

こちらはまだ開発中となっておりますが、実装されることで、飛躍的に利便性が上昇していきそうですね。

*ハードフォーク・・簡単にいえば、コインの分裂を伴うアップデート。例としては、ビットコインとビットコインキャッシュの分裂などがあげられる。

開発陣の分裂や、ハッキング対策などで行われ、一般的に市場に混乱を招くことが多い。ハードフォークをせず、アップデートが容易にできることは、価格の安定を図る意味でも、メリットは大きいといえる。

ちなみに、サイドチェーンのホワイトペーパーはこちらから確認できます。(英文、35ぺージと大ボリュームとなってますので、読む際は心してください!)

ADAのスマートコントラクト「Plutus」とは?

plutus

“30億人の財布”を掲げるADAは、あらゆる機能において、これまでの仮想通貨を超えた性能を目指しています。その一つが、スマートコントラクトを記述する独自言語「Plutus」です。Plutusは、コンピューテーションレイヤー(CL)で作用し、非常に複雑な処理も瞬時に実行するとされています。

スマートコントラクトとは、簡単にいえばプログラムによる条件付けです。スマートコントラクトを使うことで、

AさんがBさんにお金を貸し、3日後に利息をつけて返す

という決済をプログラムで強制的に実行させることができます。

仮想通貨のイーサリアムは、このスマートコントラクトを設計するプラットフォームとして最も有名ですが、ADAは特にイーサリアムとの比較によって、Plutusの優位性を説明しています。

公式ページの解説では以下の様に解説しています

我々は同時進行で行われている2つの研究に対してより多くのリソースを配分することにしました。1つはイーサリウムのスマートコントラクトが抱えている問題を修正することであり、これはイリノイ大学のGrigore Rosu教授及びRuntime Verificationが開発を担当します。

主な利点としては、セキュリティの向上とプログラムの実行が理解しやすいことです。

ほとんどすべてに通じるトランザクションをカバーする任意の大規模な複合トランザクションに対応することができます。

cardanohub.orgより抜粋

イーサリアムは、ADAと同じくスマートコントラクトの記述に独自言語を使っており、solidityを用いています。

solidityは難解と言われていて、またイーサリアムは過去にスマートコントラクトの脆弱性を突かれ、ハッキングを起こしています。上記の記述では、痛いくらいに、イーサリアムより安全で、使いやすい、かつ大規模な処理を実行できるよ!といっちゃってるわけですね。

ちなみに、Plutusとは、ギリシャ神話にでてくる富と収穫の神様の名前です。名前通り、仮想通貨で世界に貧困を解決したい、そんな願いが込められているのかもしれません。

Plutusについては、開発段階なのでなんともいえないところですが、もともとはイーサリアムにいた天才数学者、チャールズ・ホスキンソンがどこまでやってくれるのか、期待大ですね!
(plutusについてはこちらのページより詳細が確認できます)

IELE仮想マシンがPlutusを加速する!

ADAのスマートコントラクトを語る上でもう一つ外せない要素が、これから実装される予定のIELE仮想マシンです。

仮想マシンとは、例えばwindows 10上でwindows vistaを仮想として再現し動作させるようなものです。仮想マシンがブロックチェーンの世界で実現されることは、例えば、NEMやリップルのシステムがADAでも動かせるようになるかもしれない、ということですね!

「K Framework」[18]と呼ばれる技術により、C・Java・JavaScript・Solidity・Plutusなど、あらゆるプログラミング言語によるスマートコントラクトのコーディングを可能とする。

プレスリリース[19]によると、NASA・DARPA・Microsoft・ボーイング・トヨタなどが出資する

wikipedia.org/wiki/カルダノ_(ブロックチェーン)より抜粋

IELE仮想マシンが完成すれば、あらゆるプログラミング言語をつかって、Plutusの安全性、また高速で大量な処理速度を活かすことができるわけです。

なお、IELEについては、現在イリノイ大学と協力し、開発を進めている最中とのことです。

富と永遠の象徴、ウロボロス(Ouroboros)とは何か?

ADAは、トランザクションの承認方式として、ステーキング(コインの保有)により報酬が貰えるproof of stakeを採用しており、ウロボロス(Ouroboros)という独自のアルゴリズムが使われています。

ウロボロスとは、ギリシア語で「尾を飲み込む蛇」の意味し、自身を飲み込むことは、永遠や成長、長期の飢餓状態にも耐える強い生命力を象徴しています。

ビットコインのproof of workは、その報酬を巡り、計算能力の競争が起き、結果マイニングのために莫大なエネルギーが消費。マイナーが権力を持ち始め、非中央集権型の体制をおびやかす自体となっています。

*proof of stakeとは?・・銀行や政府など、管理者がいない仮想通貨は、それぞれの支払い(トランザクション)が正しいかを、ネットワークの参加者が検証、承認する。
ADAの場合は、ADAを保有している人がその権限を持ち、参加者には報酬が与えられる。
このように、コインの保有者が支払い成否の権限を持つ方式をproof of stakeと言います。他、有名な方式としては、参加者全員が取引が正しいか計算を行い、その仕事量に応じて権限を与えるproof of workがある。この承認作業は”マイニング”と呼ばれる。

ビットコインのマイニング(採掘)とは何か

こんにちは、ゾノ( @ozonosho )です。 今回の記事ではビットコインのマイニング(採掘)について解説いたします。 ...

→この記事を読む

ADAがproof of stakeを採用した理由は、今のビットコインの姿から容易に想像できます。ウロボロスは、より少ないエネルギーで持続し、また保有量に応じた柔軟な意思決定を可能にするプロトコルを目指しているのですね!

ウロボロスの紹介movieはこちらから↓

ウロボロスの特徴、報酬は?年利10%を実現!?

それでは、ウロボロスの特徴、そして気になる報酬はいかほどになるのか、簡単に説明していきます!ホワイトペーパーには、ウロボロスがもつ特徴について、以下の様に書かれています。

●エディンバラ大学の Aggelos Kiayias 教授が率いる暗号学者が設計

●多くのプロトコル構成の機能を強化できるモジュラーであり柔軟な設計

●マイニングの委任機能

●閲覧可能なチェックポイント、シンクライアント用のより優れたデータ構造

●数十億のネットワークに対応(必要に応じてアルゴリズムを変更

エディンバラ大学は、イギリス版ハーバードといった感じの超名門大学です。正式な大学機関も関わって設計をしているのは安心感があります。

そして、モジュラー設計というアルゴリズムをパーツごとに組み合わせること方式によって、骨組みを柔軟に変更できる設計になっています。

モジュラー設計を用いることで、単純なproof of stakeだけでなく、この先何十億と増えていくネットワークに合わせて、アルゴリズム自体の変更が可能であるといっているわけですね!

ちなみに、ウロボロスのアルゴリズム名は、正式には、”Provably Secure Proof-of-Stake (PoS) Blockchain Protocol”と呼ぶそうです!

ウロボロスは、Google や Facebook10 などの大規模なインフラストラクチャプロバイダのニーズに応えるために、過去20年間に開発された従来のプロトコルを実行できるコンセンサスノードのクォーラムを分散化された方法で選出することができます。

なぜカルダノを構築するのかより抜粋

ここでもさらっと、googleとかFacebookとか、世界規模のネットワークのプラットフォームにもなれるからね!とアピールしちゃってますww

さらに、通常proof of stakeでは常にADAのネットワークに接続している必要がありますが、ADAはステーキング(委任)によって、オフラインでもマイニングの報酬を受け取ることができるよう開発されています!

ちなみに、現在予想されている報酬は驚異の年利約10%!!銀行がゼロ金利となっている今、銀行に預けるよりはるかにお得です!!

ADAの報酬は、保有量×保有期間で計算された「coinage」によって決定されます。なお、2018年2月現在、まだステーキング報酬は開始されておらず、対応は、2018年4月ごろとされています。

公式のものではないですが、ステーキング報酬の簡易計算機もでています!

計算機の利用はこちら

開発が計画通りに進んでいない仮想通貨が多い中で、ADAは毎月ロードマップを更新しています。ぜひ実現に期待しましょう!

デメリットはないの!?

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さて、これまで様々なADAの特徴をみてきましたが、そんなADAのデメリットとは何でしょう?考えられるデメリットの一つとして、プロモーションの危うさがあります。

ADAは詐欺コインと間違えられた?

ADAは、一番始めに日本でセールスが開始されたわけですが、

・販売方法は代理店を通じてのみという方式
・プロダクトの情報がなく、絶対儲かるという話ばかり
・最低購入金額が決まっていた

など、ネズミ講と間違えられてもおかしくない販売手法だったようです。

さらに、日本でプロモーションを行っていた、泉忠治さんですが、仮想通貨バイブルなど、情報商材を扱っているうさんくさい方だったため、余計に詐欺ではないかと騒がれました。
(ちなみに泉さんがADAの後に仕掛けたノアコインについても、同様の手法で詐欺案件ではと噂が流れています)

仮想通貨自体、伝え方によっては非常にネガティブなイメージを持たれやすいという状況のなかで、プロモーションの仕方が詐欺まがいだったため、一時期はADA=詐欺コインという噂がまことしやかに流れてました。実際、上場されるまで詐欺だと思っていた方も多かったようですね。。

実際に使われているのか!?

その他の仮想通貨にもいえることですが、ADAにはビットコインやイーサリアムに代わり、新たな金融プラットフォームを担うような実需はまだありません。

これだけ壮大なプロジェクトですと、長期的な視点で考えなくてはいけないところですが、実際に使われなければ、その価値はどんどん下がって来てしまいます。プロモーションに不安があるADAだけに、営業などはうまくいっているのか、心配な部分はありますね。

ライバル通貨の存在

公式サイトやロードマップでビットコインやイーサリアムをちょいちょい批判しているADAですが、両者ともに欠点の克服に向けてアップデートは確実に進んでいます。

ビットコインは、ライトニングネットワークやサイドチェーンの実装の予定がありますし、イーサリアムもライデンネットワークや、メトロポリスというアップデート計画があります。

また、同じ金融型プラットフォームであるバンクエラなどと比べると、実際の需要があまりない現在は、明確なコンセプトがあるようでないとも言えます。

開発については、こまめに発表を行ってくれているので、今後の動向を注視していきたいですね!

誕生から現在までの経緯

2015年、チャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)、Jeremy Woodによってカルダノ財団が設立され、カルダノプロジェクトが始動。9月より、プレセールが日本から開始。プレセールでは、約30億円の資金を調達しました。

チャールズ・ホスキンソンは、イーサリアムの開発に関わり、ビットシェアーズの創設者。飽和したEURに比べ、新たにアジアを市場とする目的で、日本でのプレセール開始を決断したようです。

ちなみに、ホスキンソンは仮想通貨による資産で億万長者ですから、このプロジェクトは、純粋な理想のために行われているとも考えられますね!

2017年には、満を持してBittrexに上場。価格はプレセール時から300倍に高騰しています。取引所に上場したことで、詐欺疑惑も払拭されたのでしょうね!現在は、BinanceやBitmexなどにも上場、時価総額も5位と、完全に草コインではなくなった感じです。

これまでのニュースですが、2017年2月にカルダノの開発担当の組織、IOHKが東京工業大学、エディンバラ大学との提携。

また、プロモーションを担当しており、日本に登記され、児玉健氏が代表を務める株式会社Emurgoが、台湾のMOX社、中国のCHINACCELERATOR社と提携しました。

その他、ギリシャの大学で学位や証明のためにADAのブロックチェーンが使われるようです!原文はこちら

まだまだ実際の生活の中で使われている機会は少ないですが、時価総額も5位であり、知名度も非常に高いだけに、今後の伸びにまだまだ期待できます!

ADAの開発状況は?ステーキングはいつから始まる!?

そして、現在の状況として、一番気になるのはやはり開発状況ですよね!特に、年利約10%と呼ばれるステーキング報酬はいつから発生するのか、気になっている方も多いのでは?

そこで、ADAのロードマップと共に、現在の開発状況を確認してみましょう!

ADAは現在、メインネットがオープンしている段階。ADAが掲げるロードマップの初期段階、Byron (バイロン)にあたります。

Byron

カルダノがローンチされる段階。CardanoSLの完全なる非中央集権化を目指し、ウロボロスを強化。次の段階である、Shelleyのリリースに向け、準備を進めていく。

Byronは、エイダ・ラブレスの父であり、詩人で男爵のGeorge Gordon Byronのこと。

主な機能
メインネットの公開
■■■■■■■■■■・・達成度:100%

取引所の拡張
■■■☐☐☐☐☐・・達成度:50% 

Shelly

決済という基本的な機能に加え、コミュニティの成長と、さらなる非中央集権化を自律的なシステムで成長させていく機能の実装を目指す。

Shellyは、バイロン卿の友人である、パーシー・ビッシュ・シェリーから。イングランド、ロマン派の詩人であり、オックスフォードを放校されるなど、苛烈な人生を送った。

主な機能
ウロボロスのステーキング 
■■■■■☐☐☐・・達成度:75%

マルチシグの実装
■■☐☐☐☐☐☐・・達成度:35%

耐量子コンピューター電子署名方式
■■■☐☐☐☐☐・・達成度:50%

IELEテストネットのローンチ
■■☐☐☐☐☐☐・・達成度:35%

Goguen

Goguenは、仮想マシンであるIELEや、ユニバーサルプログラミング言語フレームワークを用いて、ブロックチェーンの自由度をより高めていく段階。セキュリティを向上し、リスクを軽減する。

Goguenの由来は、カリフォルニア大学の計算機科学者、ジョセフ・アマディ・ゴーグエン(Joseph Amadee Goguen)から。

主な機能
サイドチェーンの開発
■☐☐☐☐☐☐☐☐☐・・達成度:5%

IELE仮想マシンの開発
■■■☐☐☐☐☐☐☐・・達成度:35%

Basho

Bashoには、まだ具体的な施策が発表されていないが、ウロボロスの強化など、パフォーマンスの向上が行われる予定。Bashoの名前の由来は松尾芭蕉から。

Voltaire

Voltaireは財務モデルを導入し、ブロックチェーンとコミュニティをより持続可能で自立性を高める施策が行われる予定です。

Voltaireの由来は、フランスの哲学、文学者である、フランソワ=マリー・アルエから

開発状況については、100%完了しているのはメインネットのオープンのみとなっていますが、ウロボロスのステーキングは現在75%の進行度合いとなっていますので、期待したいですね!

その他にも、ADAホルダーの投票センターだったり、デビットカードの導入など、プラットフォームとして多数の機能の実装が予定されています。

ADAは、毎月しっかりニュースレターを発表しており、ロードマップも頻繁に更新されていますので、ぜひチェックしてみて下さい。公式サイトのロードマップはこちらから

概要まとめ

通貨名(通貨単位) Cardano(ADA)
開発者/組織 Charles Hoskinson/カルダノ財団
発行枚数上限 450億ADA(市場に流通するのは320億ADA)
初値
アルゴリズム Proof of stake
半減期 2.4年
公開日 2017年9月
公式サイト https://cardanofoundation.org/
ホワイトペーパー https://whycardano.com/jp/

ADAの今後の将来性

ADAの将来性についてですが、通貨としての基本的な性能はもとより、安全性、そして拡張性において、ビットコインやイーサリアムを超える可能性を感じています!特に僕が重要視しているのが以下の点です。

査読(ピュアレビュー)による高い信頼性

ADAは、公式ページの中で、開発の特徴として、”科学哲学と研究主導型アプローチ”をあげています。

まず開発ありきの他の通貨と違い、ADAの開発は、大学や研究機関の論文がベースとなり、多くの人のレビューやフィードバックを受け、始めて設計へ着手していくというアプローチをとっているのですね!

Cardanoは学術的な論文をベースとした開発を行っている。設計にあたりまずは論文が作成される。作成された論文は査読を受け学会で発表される。

これによりカルダノの設計は多くの学者たちによるレビューやフィードバックを受けて改善され、最終的には学術的に正しく安全な設計であることが保証される。

カルダノ (ブロックチェーン)wikiより抜粋

まさしく、石橋を超一流の職人が検査しながら渡っているという状態であり、ADAの設計の一つ一つは博士論文並みの根拠を持っているというわけです。これによりADAの設計は、非常に高いセキュリティや整合性を持っていることは容易に想像できますね

量子コンピューター耐性を実装予定!

ADAは高い学術的根拠の元に設計されており、非常に高い拡張性を持っています。その一つとして挙げておきたいのが、量子コンピューター耐性に対応可能な設計になっている点です!

量子コンピューターは、現在のコンピューターの一億倍の計算速度を実現できるといわれており、ブロックチェーンも量子コンピュータであれば容易にハッキングが可能であると言われています。

もちろん、これは近い将来という話ではありませんが、ある論文では2027年には、量子コンピューターによって秘密キーを盗むプログラム組めるとも・・。そうなれば、仮想通貨が通貨としての価値を保つのは難しくなるでしょうね。

ADAは、量子コンピューターに耐えうるべく、電子署名方式であるBLISS-Bを実装予定とされています。量子コンピューターについてはさっぱりですが、ADAにはそれだけ拡張性能があることは頭にいれておきましょう!

民主的で柔軟なコミュニティ

その他、”30億人の財布”を目指すADAは、その発展に非常に民主的な要素が取り入れられています。それはロードマップに取り入れられていた投票センターです。

例えば、管理者がいないビットコインは、その開発をどうするのかをBIPという投票によって決定しています。しかし、オープンで管理者がいないという環境であるために、アップデートの方針が*コインではなくそれぞれの利害によって左右されるという欠点があります。

*ビットコインは、容量の問題を解決する方法について、利害の衝突から、ビットコインキャッシュへの分裂=ハードフォークを余儀なくされました。

管理者がいないビットコインは、問題への対応について、マイニングを行うマイナーや、開発者、取引所やユーザーの利害の衝突の中で行われ、常に市場に混乱をもたらしてきました。

その点、ADAは保有量に応じて投票権が振り分けられ、アップデートやADAの重要な決定に関わることができるとされています。

ADAのためではなく、利害のために価値を下げる行動をすると、それだけ自分の持っているコインの価格がさがることに繋がり、投票は必然的にADAのために行われるようになるわけですね!さらに、ADAホルダーは、手数料など留保された資金をADAのために使うことができるとされています。

ユーザーが意思決定の基礎となるコミュニティ

全てのユーザーは、投票システムによって信託から資金を調達する資格を有し、CSLのステークホルダーは誰が受益者になるかを投票します。

カルダノホワイトペーパーより抜粋

これは、Dashがとっているコミュニティの仕組みとにていますね。Dashは、手数料のうち一部をクラウドファンディングにあて、Dashと関係するイベントのためにコインのホルダーが使うことができます。

ADAもこれと同様、ADAの開発のためにプラットフォームの中で資金を集める仕組みが出来るようです!こちらもまだ開発中の機能ではありますが、ロードマップにはしっかりと記載されていますし、とても楽しみですね!

分散型にシフトする、トークンエコノミー

ADAは、これから仮想通貨が経済の主流となる、いわゆるトークンエコノミーに対応するよう、設計されています。

トークンエコノミーとは、例えば地域限定の通貨だったり、ポイントなど、代替通貨がキャッシュに代わっていくことです。ADAは、このトークン発行機能をより身近なものにしていくことをロードマップで掲げています。

ユーザー発行資産 (UIA)(トークン)
イーサリアムネットワークは、ERC20 によって発行されたトークンのニーズに応えるためのネットワーク拡張が上手く行えていません。

カルダノは複数の資産の相互運用を可能にするために実践的なアプローチを採用しています。

正しい認証データ構造を発見するための予備的な取り組みにより、IOHKとWavesのLeo Reyzinが共同開発した新しいタイプのAVL木が考案されました。さらなる研究が必要となりますが、これはカルダノに後に導入されることになる基礎的なアップグレードです。

カルダノホワイトペーパーより抜粋

ここでも、イーサリアムと比較し、ADAは数千種類ものトークンの発行に対応できるよう機能を拡張してるよ!と猛アピール!さらには、トークンで有名なプラットフォーム、Wavesとの共同開発を行っているとは、驚きです。

現在、物事の全ての流れが、中央集権から非中央集権=分散型へと流れています。例えば、情報は大手のメディアだけでなく、個人へとパワーは分散されてきています。

それと同じく経済自体が、政府や銀行の手をはなれ、個人へと分散されていく未来はすぐそこまで来ているのかもしれません!例えば、Valueなどはまさしく分散型思考の代表ですね!

ADAは値上がりする!?

30億人を支えるプラットフォームとして様々な拡張性をもつADA。果たしてADAは今後値上がりするのか!?気になるところですよね。

個人的に、ADAは多くの仮想通貨と比べ、設計に確かなエビデンスを重ねています。プロジェクトは壮大なだけに開発にも時間がかかっていますが、ロードマップは月に一度という更新頻度であり、Git hubでも開発の進行を確認できます。

仮想通貨界でもTOPクラスの天才、チャールズ・ホスキンソン率いるカルダノプロジェクト。僕としては、何かと尻すぼみになりがちな仮想通貨の中でも、かなり期待できるのではないかと感じているところです!(投資は余剰資金で、また自身でも情報を確認の上、納得できる通貨に投資しましょう!)

仮想通貨少女もADAを応援!?

ADA(エイダ)の価格・チャート


※ADA/BTC=1ADAあたりのBitcoin価格

ADA(エイダ)の購入方法(取引所)

年利約10%のステーキング開始を控え、伸びしろを残しているADA。この価格で買えるのは、もしかしたら今だけかもしれませんね!

そんなADAを購入出来るお勧めの取引所は、世界1の取引高を誇る取引所、Binanceです。Binanceは、海外の取引所ですが、日本語の解説記事も充実しており、アドレス一つで登録、売買が出来る取引所です!

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Binance 公式HP

また、Binanceは海外の取引所であるため、日本円での入金が出来ません。一度日本の取引所でビットコインを購入し、送金する必要があります。

ビットコインの購入は、セキュリティで世界一の評価を獲得し、手数料最安0.01%のbitflyerがお勧めです!

bitFlyer公式HP

仮想通貨取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」の登録方法&購入方法

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その他、ADAは以下の取引所でも購入できます!
Bittrex
Upbit
Coinnest

*googleなどで検索し登録すると、フィッシングサイト(詐欺サイト)などに引っかかる可能性がありますので、当サイトから直接リンクに飛ぶことをお勧めします。

ADA(エイダ)のおすすめウォレット

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ADAのおすすめウォレットは、公式ウォレットであるダイダロスウォレットです。

コイン保有によるステーキング報酬を受け取るためには、ダイダロスウォレットでの保管が必須となります。セキュリティの面からいっても、ウォレットでの保管は推奨されますので、ぜひ活用してください。

ダイダロスウォレットは下記の公式ページよりダウンロードできます。

ダイダロスウォレットの公式ページはこちらから

ダイダロスウォレットでは、通常のコインの他にも、ステーキングや、トランザクションの監視、ペーパーウォレットでの保管などの機能を備えています!

詳しい使い方は、こちらのページを参照してください(ダイダロスウォレットの使用には十分な空き容量のあるpcを使用しましょう!データがダウンロードできない場合があります。)

ちなみに、ダイダロスとは、ギリシア神話に登場する有名な大工で「巧みな工人」を意味しています。

ダイダロスウォレットは、今後はアプリや、ビットコイン、イーサリアムクラシックの保管への対応予定もあるとのことなので、まさしく巧みなウォレットになりそう。こちらも開発が楽しみですね!

ADA(エイダ)の関連銘柄

※紹介記事のある通貨のみリンクあり

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ジョジョ
ジョジョ

普段は未来が見えない占い師をしております。この度はご縁があって仮想通貨の記事の執筆をやらせていただくことになりました!文系なのでまったくわからないことばかりですが、儲けたい一心で書いてます!そのうち仮想通貨占いを実装予定ですので、よろしく!あ、あとパワーストーンオーシャンというサイトも運営してます!よろしくお願いします!

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