2017/09/27

Qtum(QTUM)とは?特徴・購入方法・今後の将来性まで一挙紹介!

qtum

Qtumは、シンガポール発祥のオープンソースブロックチェーンプロジェクトです。ICOでは1560万ドルもの資金を集めたビッグプロジェクトであり、アリババのプロダクトマネージャーである、Patrick Dai氏も共同創業者として名を連ねています。

◆目次
ビットコインと、イーサリアムのいいとこどり!Qtum(QTUM)
2.今後の将来性
3.現在価格・チャート
4.購入方法(取引所)
5.おすすめウォレット
6.関連銘柄

ビットコインと、イーサリアムのいいとこどり!Qtum(QTUM)

quatm1

Qtumを一言で表すと、ブロックチェーンの安全性はそのままに、スマートコントラクトを実現するオープンソースプロジェクトです!コントラクトとは、日本語で言う契約を意味します。スマートコントラクトは、通貨の決済だけでなく、様々な条件のプログラムを実行するためのコードであり、イーサリアムでは特に特徴的な機能です。

Qtumの読み方は、クアンタム、Qtum上で使われる仮想通貨をQTUMと呼びます。Qtumは、単純な決済だけでなく、様々なアプリケーションを実行可能な分散型アプリケーションプラットフォーム(Dapps)としての機能も備えており、ネットワークを通じて様々な技術への応用が可能です。

Patrick Dai氏は、Qtumについて、フォーブスで以下の様に語っています。

“unfortunately bitcoin is limited in what it can do with its simple script language” according to Dai.
“Primarily it’s used for sending value. On the other hand, ethereum allows for many use cases; but the source code is not as stable and secure as bitcoin’s source code,” he explained.“The new paradigm of Qtum is where we bring the new industry-friendly consensus with a stable, safe and scalable platform. Qtum is combining the best parts of bitcoin and ethereum,” contended Dai.

dai氏は説明する。「残念ながらビットコインはその簡単なスクリプト言語ゆえ、できることに限界があり、主に価値や値を送信するために使用されています。一方、ethereumは様々な使用が可能ですが、ビットコインのソースコードほど安定ではありません。Qtumの新しいパラダイムは、安定し安全で拡張性のあるプラットフォームで、新しい業界準拠の合意をもたらす場所です。つまり、QtumはBitcoinとethereumの良いとこ取りなのです。」

*Forbes 2017/02/06より引用*当サイト主任翻訳者;よしぞー訳

つまりQtumは、ビットコインが持つ高いセキュリティを保持したままに、スマートコントラクトにより複雑な処理が可能となることで、金融取引や通販、保険やIOT(internet of things)など、決済や取引、さらには最先端の技術にまで、仮想通貨の応用を可能にするというわけですね!

QTUMは、仮想通貨のシェア1位、2位を独占しているビットコインと、イーサリアムをいいとこどりした夢のような通貨であり、ブロックチェーンの完成形ともいえるプロジェクトだといえるでしょう!

Qtumのテクノロジーを解説!

それでは、Qtumがなぜそれを実現出来るのか、そのテクノロジーをじっくり解説していきましょう。

これについては理解するには、まずビットコインとイーサリアムの違いから、振り返ってみるとわかりやすいでしょう。仮想通貨は、いまでこそ通貨以外の機能が実装されるプラットフォームが多数ありますが、基礎となるビットコインのテクノロジーは、多重支払いや、改ざんを防止することに重きが置かれています。ビットコイン考案者である、サトシ・ナカモトの論文には、以下の様に記されています。

本論文で提案するの多重使用問題をP2Pネットワークで解決する方法である。このネットワークは、ハッシュ関数による演算量証明を利用する 。その証跡 をチェーンでつなぎ続けることにより、いつどのような取引が行われたかを証明可能にする 。
ビットコイン: P2P 電子通貨システム – kogarashi.netより抜粋

上記のように、ビットコインは決済の保守に特化しており、複雑な分岐条件を開発することはもともと考えられていませんでした。

対して、イーサリアムはVitalik Buterinという暗号通貨研究者によって考案されました。ビットコインの分散型ネットワークをより複雑な取引に応用する方法を発見し、そしてそれを誰もが簡単に開発、実行できるようスタートしたのがイーサリアムプロジェクトです。

しかし、イーサリアムはその複雑さゆえに、一歩間違えれば重大なセキュリティ事故を起こす脆弱性を備えています。(実際に、過去にはスマートコントラクトの脆弱性を突かれた大規模なハッキングがあり、イーサリアムはイーサリアムクラシックと分裂をおこしている)Qtumは、こうした両者の短所を克服し、そして長所を活かすために生み出された通貨なのです。

Qtumでは、ビットコインと同じく、残高を取引の記録によって把握する、UTXO方式の通貨となっています。UTXOとは、Unspent Transaction Outputの略であり、直訳すると未使用のトランザクションアウトプット」、簡単にいうと、全ての取引履歴を参照し、未使用分を残高として計上する方式です。例えば、Aさんが今もっているコインを計算するときに、

  • 「Aさんはコインを10枚うけとった」+10
  • 「Aさんはコインを3枚払った」-3
  • 「Aさんはコインを2枚払った」-2

と記録があった場合、未使用のコインは5枚です。このように、すべての取引の記録から残高を把握する方式を、UTXO方式といいます。ビットコインでは、この取引の記録をネットワークに参加している全員が保持し、誰かが改ざんしてもその他の記録と照合し正しい方が採用されるため、極めて安全な仕組みですが、その分大量の処理が必要になります。

反対にイーサリアムではアカウントに直接残高が紐づいて記録されています。この方式では、Aさんの残高はアカウントを参照するだけなので簡単に残高を把握できます。処理がシンプルなため、スマートコントラクトを実装するなど、複雑な処理にも適していますが、アカウント方式では、replayattack(同じ内容の情報を送信する攻撃)を受けやすくなります。

ビットコインとイーサリアムを融合する、AALとは?

この問題を解決するために、QtumではブロックチェーンにAccount Abstraction Layer(AAL)という階層を加えることで、UTXO方式を維持したまま、スマートコントラクトを実装することに成功したのです。

Account Abstraction Layer(AAL)は、直訳すると、アカウント抽象化レイヤー。その機能は、BitcoinのScript言語を拡張することで、Qtum上でスマートコントラクトを実行可能にするものです。

イーサリアムでは、EVM(Ethereum仮想マシン)と呼ばれる実行環境でプログラムを動かします。しかし、従来のEVMはビットコインのブロックチェーンと互換性がありませんでした。Qtumでは、Account Abstraction Layer(AAL)によって、QVM(Qtum Virtual Machine ;EVMのQtum版)上でプログラムを実行可能にします。

AALのイメージ(公式サイトより)

QTUM1

つまり、AALがイーサリアムとビットコインのつなぎ目となることで、UTXOという安全な残高方式を維持しながら、イーサリアムの拡張性に優れたプラットフォームを利用できるということです。ちなみに、Qtumのプラットフォームとイーサリアムは互換性を持ち、簡単に移植することができる環境にあるとのこと!凄いですね!

ウォレットの利用もよりスマートに!

そしてUTXOベースの残高方式がもたらす恩恵は安全性ばかりではなく、ライトウォレットの利用にも活かされます。

イーサリアムのウォレットを利用したことがある人はいるかもしれませんが、はっきり言ってイーサリアムの公式ウォレットはとても重いです。これは、アカウント残高方式をとるイーサリアムが、ウォレットの利用にすべての記録を必要とするためです。

公式ウォレットは重い、そして遅い。↓

たいして、ビットコインは一部の取引記録の抽出のみでウォレットが利用できる、Simplified Payment Verification(SPV)プロトコルを採用しています。UTXOベースの記録方式では、自分にかかわる取引の記録のみが主に必要であるため、イーサリアムのようにすべての取引記録をダウンロードする必要がないのですね!

ライウォレットによる軽快な動作は、モバイル端末での利用や、マイクロペイメント(細かい取引のやり取り)を必須とするIOT(internet of things;モノ同士のネットワーク)への対応を可能とし、さらなるQtumの可能性を引き出すことに役立ちます。

マイニングにはPOSを採用

さらに、Qtumは、取引の承認方法として、従来のPow(Proof of work)ではなく、Pos(proof of stake)というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。Powは全員参加型であるゆえに改ざんに高いセキュリティ性を備えていますが、過半数が悪意のある参加者である場合に不正な承認が行われてしまう51%問題を抱えており、また取引に時間とコストがかかるというデメリットがあります。

対して、Pos(proof of stake)では、コインの保有量が多いほど承認に有利になる性質があります。コインは攻撃を受けることで、価値が下がるため、保有量が多く、不正が働ける立場の人間にとっては、不正を働くより、正常に承認作業に参加した方が、効率が良くなるからですね!また、保有量に応じて、仕事量が減少する仕組みのため、承認が早く、より不正が起こりずらい方式といわれています。

Qtumの特徴まとめ

Qtumの特徴を改めておさらいします。

  • ビットコインとイーサリアムのいいとこどりの仮想通貨
  • AALにより、UTXOベースでスマートコントラクトが実行可能
  • ライトウォレットの使用でモバイルでも軽快な動作を実現
  • コンセンサスアルゴリズムは、Pos(proof of stake)により、早く安全な取引

以上がQtumの特徴ですが、見事にビットコインとイーサリアムの弱点を克服しており、まさしく、Qtumは従来のブロックチェーンの三歩先を行く仮想通貨だといえるでしょう!

デメリットはないの!?

Qtumのデメリットですが、まず、ビットコインとイーサリアムに強い影響を受けているということは、この二つの通貨に引きずられる可能性があるということですね。

ビットコインとイーサリアムは共にハードフォーク、いわゆる通貨の分裂を経験しています。そして両コインは、今後さらなるハードフォークを迎える可能性をもっています。Qtumは独自の通貨ではありますが、両通貨のハードフォークによって何らかの影響を受けることは大いに考えられます。

さらに、これだけのテクノロジーをそなえたQtumも、仮想通貨の中では決して最新の技術を備えているとはいいがたいところです。ビットコインより早く、安全で、複雑な処理が可能な通貨は続々とでており、独自性を打ち出すには不十分だという見方もあります。

また、Qtumは中国のEC最大手、アリババのPatrick Daiが共同創業者でもあり、中国と強いパイプを持っていますが、中国は仮想通貨取引所の閉鎖、ICOの禁止という政策を打ち出しており、政治的な局面で大きな不安要素があるということは否めません(2017年9月時点)。

そういった市場の動きも含め、今後の将来について安直な考えでの投資は控えた方が無難です。逆にいえば、政治的な流れが変われば、大きく伸びていく可能性もそなえているといえる通貨ですね!

誕生から現在までの経緯

Qtumは、シンガポール発祥ののQtum Foundation(Qtum財団)によって開発されました。2017年の3月16日よりICOを開始、10億円を超える資金を集めた大型プロジェクトであり、またQtumの
支援者には、Ethereumの共同設立者とJaxx Blockchain Interfaceの創始者、Anthony Di Iorio
氏など、仮想通貨界の重鎮が名を連ねています。トークンは、初年度に配布、1億QTUMのうち、51%がクラウドセールにより配布され、20%は創業者らに、29%は、ビジネス開発、学術研究、教育、市場拡大などに使用される予定です。

概要まとめ

通貨名(通貨単位)  QTUM(QTUM)
開発者/組織 Patrick Dai/Patrick Dai
発行枚数上限  51,000,000 QTUM
初値  ー
アルゴリズム  Pos(proof of stake)
半減期  ー
公開日  2016年12月19日
公式サイト  https://qtum.org/
ホワイトペーパー https://qtum.org/en/white-papers

Qtumの今後の将来性

Qtumの将来性ですが、非常にいい見通しがたっているといえるでしょう。特筆すべきは、Qtum Foundationの豪華なメンバー達。中国版Amazoneともゆわれるアリババ出身のPatrick DaiEthereumの共同設立者とJaxx Blockchain Interfaceの創始者、Anthony Di Iorio、仮想通貨、Augerの共同設立者Jeremy Gardner、世界最大のビットコインホルダーの一人であるXiaolai Liなど、素晴らしいメンバーが揃っています。

また、2017年9月13日には、メインネットがリリースされるなど、開発も順調です。さらに、中国に強いパイプをもつQtumですが、気になるプロジェクトの話があります。Qholaというプロジェクトにおいて、中国版LINEとも呼ばれ、11億2,000万人の利用者を持つ微信と提携し、Qtumを流通させ、さらには、Facebookなどのメッセージアプリにおいても、技術の採用を目指すとしています。

Qtum is aiming to leverage WeChat’s new mini-apps platform to circulate its tokens on WeChat. Qhola takes advantage of WeChat’s mini programs to allow users to send and receive Qtum tokens as well as pay for products and services within WeChat. Qhola also aims to take this technology to other mobile messaging platforms such as Facebook Messenger and Telegram.

Qtumは、微信の新しいミニアプリケーションプラットフォームを活用して微信でトークンを流通させることを目指しています。 Qholaは、微信のミニプログラムを利用して、ユーザーがQtumトークンを送受信できるほか、微信内の製品やサービスを支払うことができます。 QholaはFacebook MessengerやTelegramなどのモバイルメッセージングプラットフォームにもこの技術を採用することを目指しています。

tecnodeより抜粋

また、中国の規制の影響により、中国の取引所、Yunbiでは規制されてしまいましたが、8月には韓国最大の取引所、Coinone に上場、さらに海外に取引の主力を移そうという噂もでています。確かな技術力や優れた経営戦略、世界屈指のコネクションを背景に、今後大きくシェア伸びていく可能性は十二分にあると言えるでしょう!

Qtumの現在価格・チャート


TradingViewによる市場の相場

※QTUM/BTC=1QTUMあたりのBitcoin価格

Qtumの購入方法(取引所)

Qtumの最も有名な取引所は、Bittrexです。海外の取引所ではありますがとても有名な取引所のためググれば登録方法も多数紹介されています。

BITTREXでは日本円を利用できず、ビットコインでQtumを購入する必要があるため、もしまだビットコインを持っていない方はまずは日本国内の仮想通貨取引所で日本円をビットコインに両替して、そのビットコインをBITTREXに送金してQtumを購入しましょう。

ビットコインの購入は、コインチェックがお勧めです!コインチェックでの購入方法は、当サイトに詳しくのっていますので、参考にしてみて下さい。

どこよりも詳しい!コインチェックの登録方法

登録は5分もあれば完了します!5分の手間を惜しんでチャンスを逃さないよう、登録だけでもすませておくことをお勧めします。

Qtumのおすすめウォレット

Qtumですが、ウォレットについてはまだテスト段階のようですね。公式サイトのフォーラムに書き込みをすると、メンバーからアドレスが送られるようですので、セ正式なウォレットは、イーサリアムのウォレットを使うといいでしょう。イーサリアムウォレットの作り方は、こちらのブログに詳しい解説がありますので、参考にしてみて下さい!

公式サイトでは、モバイルウォレットのテスト動画が公開されています!

Qtumの関連銘柄

※紹介記事のある通貨のみリンクあり

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著者情報

ジョジョ
ジョジョ

普段は未来が見えない占い師をしております。この度はご縁があって仮想通貨の記事の執筆をやらせていただくことになりました!文系なのでまったくわからないことばかりですが、儲けたい一心で書いてます!そのうち仮想通貨占いを実装予定ですので、よろしく!あ、あとパワーストーンオーシャンというサイトも運営してます!よろしくお願いします!

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