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2017/11/24 2018/01/27

Dash(ダッシュ)とは?特徴・購入方法・今後の将来性まで一挙紹介!

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本日は、仮想通貨Dash(ダッシュ)を紹介します。Dashは、2014年より開発された仮想通貨で、これまで、XCoin(XCO)→Darkcoin(DRK)→Dashと名前を変更しています。最近では、中国の大手取引所Huobiへの上場が発表され、この1年で50倍以上の上昇、時価総額は6位と、今最も勢いのある通貨です!

◆目次
1.デジタルを加速する仮想通貨、Dash(DASH)
2.今後の将来性
3.現在価格・チャート
4.購入方法(取引所)
5.おすすめウォレット
6.関連銘柄

デジタルを加速する仮想通貨、Dash!

Dashとは、「Digital Cash」の合成語であり、デジタルな通貨、つまり現金の様に気軽に幅広く決済に利用されるようにという意図が込められています。通貨単位はDASH、ビットコインベースのオープンソースプロジェクトであり、仮想通貨としての決済だけでなく、多くのパッケージやプラットフォームの提供があります。

そんなDashの一番の特徴は、なんといってもその名前通りの送金スピードです。Dashの送金にかかる時間は平均1.3秒ほど、仮想通貨の中でも、ほぼ最速といえるでしょう。また多くの仮想通貨と同じく、銀行などの管理者がいない分散型取引を可能にしながら、安価な手数料で高い匿名性と優れた送金スピードを誇っており、決済手段として申し分ない性能を誇っています。

Dashの特徴

  • マスターノードによる強固なネットワーク
  • private sendによる匿名性
  • InstantSendによる即時決済
  • DGBによる分散型自治組織

日本語の動画もあります!↓

Dashはビットコインの弱点をカバーしながら、現金に代わる通貨として機能していくことを目指しているのですね!まさしくデジタルを加速する仮想通貨、Dash。一体どんなテクノロジーで動いているのか、さっそくその特徴をみていきましょう!

ネットワークの支配人、マスターノードの役割とは?

Dashとビットコインの最大の違いは、マスターノードというネットワークの仕組みによって、匿名性や即時決済を実現しているという点です。ノードというのは、簡単にいえばネットワークの参加者を指します。

マスターノードは、ネットワークの参加者の中でも、ネットワークを健全に維持していくよう特別な役割を持った参加者を指します。取引の承認から調整、またdashの開発への提案まで、いわばネットワークの支配人ともいうべき役割を果たし、その代わりに報酬を受け取ります。

Dashは、ビットコインと違い、通常のノードとマスターノードという2層のアーキテクチャーを持つことで、様々な部分で優れた処理を可能にしているのですね!

マスターノードの条件、報酬は?

マスターノードになるには1000DASHの保持、また24時間稼働できるサーバーを用意し、ネットワークに参加する必要があります。1000DASHの保持を条件とする理由は、取引の承認を不正に行うなどのネットワークへの攻撃を防ぐためです。

一般的に、不正行為や攻撃を受けたコインは価値が大きく下落するため、マスターノードにとってはハッキングをしてDashの価値を下げるより、正常に報酬を受け取った方が得だという理論ですね。

現在では1000Dashの価値は約5000万円、報酬の内訳は、1ブロックの生成につき、マイナーに45%、マスターノードに45%、自治組織のDash DAOに10%という割合であり、マスターノードが受け取る報酬は、1週間に約2dash、10万円ほどとなっております。

マスターノードを設置するには、1000 DASHの金額を担保として用意する必要があります。また、専用のIPアドレスと毎日24時間休み無しのサポート(接続損失は1時間以下)も必要です。 ブロックが掘られた場合、報酬の45%をマスターノードに配分します。一般的に、一つのマスターノードにつき、1週間ごとに約2DASHがもらえます。

dash公式サイトより引用

こちらのサイトからはマスターノードの設置者のワールドマップを見ることができます。現在は4000以上のマスターノードが設置されています。なんと、日本でも、東京都と横浜に設置されているようですね!

dash-1

マスターノードの報酬割合は、年々減少していく様ですが、匿名送金や即時送金によっても手数料が得られます。1000Dashとは非常に高額ですが、このままDashが値上がりするとすれば、報酬によって不労所得で暮らすことも十分できそうです。資金があればぜひチャレンジしたいですね!

government of the node!?マスターノードの投票権

もう一つ、マスターノードの機能の中で忘れてはいけないのは、マスターノードが持つ投票権です。さきほど、ブロックをマイニングした報酬の10%が自治組織であるDash Daoに回されるとお伝えしました。この10%の資金は、マスターノード自ら提案したプロジェクトの開発資金に回すことが可能です。

Dashは、通貨として銀行や政府に管理されることなく、自らのネットワーク内で資金を生み出し、開発を行う、まったく新しいタイプの仮想通貨なのですね!

ちなみに、このような組織形態は、DAO(Decentralized Autonomous Organization)分散型自立組織と呼ばれています。Dashの場合は、それをブロックチェーンの仕組みによって実現するため、DGB(Decentralized Governance by Blockchain)とも言われていますね。

提案には5DASHの費用が必要で、「反対」より10%多くの「賛成」票を獲得すれば、現在は月額約8,000 DASHの資金を獲得できます。また、その他のマスターノードは、それぞれの提案に対し、賛成、反対、棄権をすることが出来るという仕組みになっています。

自らの組織の中で開発資金を捻出していくというスタイルは、非常に民主的です。まさしく、government of the node を実現している自立型仮想通貨といえるでしょう!

こちらのサイトでは、提案をチェックすることができます。多数の提案があり、とても活発に活動が行われている様子が確認できますね!

dashproposal

高い匿名性を実現!private sendとは?

Dashは送金スピードと共に、特に高い匿名性を備えていることで有名です。private send(Darkcoin時代はDark send)と呼ばれる送金方法によって、送金元を隠して送金する事ができるのですね!

private sendは、上記の様な

AがDに2Dash BがDに1Dash CがEに2Dash

という送金が同時期にあった場合、それぞれのトランザクションがマスターノードを通じてミキシングキューという場所に送られ、トランザクションを10、1、0.1と細かくわけ、それぞれにアドレスを割り振ることで、送金元をmixして送れるという仕組みです。

こういった仕組みはcoinjoinと呼ばれ、ビットコインなどでもdarkwalletなどを使えば可能になるようです。dashの場合は、最大で送れる量が1000dashまで、またネットワークの参加者が3人以上という条件があります。

Mixing: For denominations ear-marked to be mixed, the Dash wallet will send a mixing request to a masternode, to further anonymise the movement of funds. The masternode creates a ‘session ID’ which contains information such as the denomination of Dash that the user wishes to mix. This information will sit in a ‘mixing queue’ until there is a match with another user that also wants to mix a similar denomination of Dash. Currently, PrivateSend is limited to 1000 Dash coins per mixing session, with each mixing session requiring at least three participants.

ミキシング:耳印がついている貨幣が混在している場合、ダッシュウォレットは、資金の動きをさらに匿名化するために、ミサネットにミックスリクエストを送信します。 masternodeは、ユーザーがミックスしたいDashの名称などの情報を含む「セッションID」を作成します。この情報は、同様のダッシュのダッシュを混在させようとする別のユーザーと一致するまで、「ミキシングキュー」に置かれます。現在、PrivateSendはミキシングセッションあたり1000ダッシュコインに制限されており、各ミキシングセッションには少なくとも3人の参加者が必要です。

mycryptopedia.comより引用

ビットコインも、送金先のアドレスは匿名化されてはいますが、アドレスから個人を特定される可能性はゼロではありません。日々ネットワーク犯罪が広がっていく中で、セキュリティという意味でもprivate sendを標準で使えるのは嬉しいですね!

仮想通貨最速の決済を実現する、InstantSend

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Dashは『degital cash』の略であり、まさしくデジタルな現金として機能することを標榜しておりますが、その思想を色濃く反映したのだが、即時決済を実現したInstant send(2016年まではinstantx)です。

同じ仮想通貨であるビットコインは、取引がブロックという塊にまとめられ、ブロックがマイナーに承認されることで、ネットワーク上で取引が決済されます。しかし、ブロックの生成時間は10分になるように調整されるため、どうしても決済に時間がかかってしまいます。

対してDashのinstant sendは、マスターノードが取引を即時に承認することで、取引を決済可能にします。送金者がinstand sendの使用を選択すると、トランザクションにはTXIDという特別なIDが割り振られ、即時にマスターノードによって検証、決済されるという仕組みですね。private sendやInstand sendをマスターノードによる承認する方式は、proof of serviceと呼ばれ、Dash独自の機能となっています。

インスタントセンド
インスタントセンド(InstantSend)は、ほぼ即時(平均で1.3秒以内)の取引を可能にするサービスである。このシステムにより、入力は特定のトランザクションにロックされ、マスターノードネットワークのコンセンサスによって検証される。競合するトランザクションとブロックは拒否される。合意に達することができない場合、トランザクションの検証は標準的なブロック確認によって行われる。InstantSendは、ビットコインなどの他の暗号通貨のように承認時間を長くすることなく、二重支払の問題を解決している。2016年6月、InstantXからInstantSendに名称が変更された。なお、インスタントセンドは決済時にユーザーが選択する機能である。

wikipedia.org/wiki/Dashより引用

決済スピードは非常に速く、平均で1.3秒間で決済されるとのこと。クレジットカードと比べても遜色ないスピードであり、まさしくデジタルな現金として機能するのにふさわしいスピードですね!もちろん、銀行などに管理されているわけではないので、手数料も驚安です!

通常送金でも全力Dash!送金に優しいX11を採用!

ビットコインやDashは、銀行や政府といった管理者がいないため、ネットワークの参加者自身が取引の承認(膨大な量の計算)を行い、承認作業の参加者に報酬を与えるproof of workという方式で送金をしています。

ビットコインでは、この承認作業(マイニングといいます)であるブロックの生成が10分おきとなっておりますが、Dashは2.5分ほどとなっており、通常送金でもビットコインと比べて高速です。

また、ブロックの生成時間以外にも、マイニングのための難易度調整方法が異なっており、ビットコインの難易度調整が2週間に一度という周期で行われるのに対し、Dashはマイブロックごとにマイニング難易度が調整される、Mining Difficulty Adjustment (Dark Gravity Wave)が採用されており、計算難易度も安定しやすい仕様になっています。

また、承認のために必要な暗号化の方式を、『11種類のハッシュ関数(blake、bmw、groestl、jh、keccak、skein、luffa、cubehash、shavite、simd、echo)』を組み合わせた「X11」を使っており、ビットコインの「Scrypt」よりも電力の消費が少ない、計算の難易度が優しい、そしてより安全性が高いという利点があり、マイニングされないことで取引が承認されないコイン詰まりを起こしずらいと言われています。先日は3万以上の未承認トランザクションを抱えたといわれているビットコインと比べても、マイニングされやすいという点はとても魅力的ですね!

デメリットはないの!?

送金も早く、手数料も安い。そして安全性、匿名性にも優れており、決済機能として非常に完成度が高いDashですが、幾つか懸念されるデメリットがあります。

匿名性が高いというメリットは、脱税やマネーロンダリングの利用、さらに反社会勢力にとっても願ってもないメリットになってしまうという点です。もちろん、ビットコインも匿名化されたアドレスが利用され、アドレスから個人を特定することは難しいですが、Dashの場合はさらに特定が困難になっています。

実際にビットコインが不正な売買に使われたという事例も起こっており、Dashが便利に、身近になるということはそれだけこういった不正利用を導く可能性も増えてしまうのですね。中国政府が仮想通貨を規制したことは記憶に新しいですが、Dashがこういった不正の温床として大規模な規制にかかってしまう可能性も考えられます。

ビットコインが不正薬物の売買に使われてしまった・・。

また、同じ匿名系の仮想通貨として、MoneroやZcash、PIVXといったライバルの存在もあります。これら3種類の通貨と比べると、時価総額でいけばDashは頭一つ抜けている存在ですが、一日で2倍、3倍と価格が上昇することもある仮想通貨においては、安心が出来ない状況です。とはいえ、Dashは非常に完成度が高い通貨ですし、オープンソースの開かれたプロジェクトだけに、これからも理解ある人々に支えられていけるといいなぁ、と個人的には思っています。

デメリットまとめ

  • 高い匿名性を利用した不正利用
  • 上記による政府からの規制
  • Monero、Zcash、PIVXといった同じ匿名性通貨の存在

誕生から現在までの経緯

Dashは、Evan Duffieldらによって、2014年にXcoinとしてリリースされ、その後Dark coinと改名、さらに2015年にDashと改称されて現在の姿になります。

ローンチ後、総供給量の10分の1に近い約190万の過剰供給がなされるというトラブルもあったようですが、現在ビットコインが目指しているライトニングネットワークと同じ即時決済を、Instand sendという形で2015年の段階で実装するなど、非常に優秀な開発陣に支えられています。

現在は30名以上の開発陣がおり、Dash DAOからの資金供給によって順調に開発が進んでいます。また、Dashは特にプロモーションの上手さやコミュニティの活動が盛んで、仮想通貨上でも最も活発なコミュティであると言われています。美人広報のAmanda女史も有名ですね!

dashのニュースをお届けしてくれるAmanda女史

これまでのニュースですが、中国の大手取引所Huobi、ロンドンのCEX.IOへの上場や、仮想通貨をデビットカードの様に利用できるShake Debit CardWireXでの利用、20以上の国際通貨での購入を可能にするCoinapultとの提携など、サービスは着々と広がっています。最近では、ビットコインについで自動販売機で利用可能になるなど、目覚ましい活躍を見せています。

概要まとめ

通貨名(通貨単位)  DASH(Dash)
開発者/組織  Evan Duffield/DASHFOUNPATLON
発行枚数上限  約22,000,000DASH
初値  ー
アルゴリズム  proof of work/proof of service
半減期  ー(マスターノードの報酬は毎年-0.8%)
公開日  2014/01/18
公式サイト  https://www.dash.org/jp/
ホワイトペーパー  https://github.com/dashpay/dash/wiki/Whitepaper

Dashの今後の将来性

Dashの将来性ですが、非常に明るい見通しがたっていると言っていいでしょう。開発だけでなくサービスの普及も順調に進んでおり、時価総額もこの一年で50倍になっており、同じ匿名系仮想通貨の中でも抜きんでた存在です。

また将来性を考える上で特に注目したいのが、Dash Daoによる分散型自治組織です。Dashはビットコインと違い、開発資金をネットワークの中から受け、ネットワーク自体が自治組織として機能しています。そのため意思決定が早く、開発もとてもスムーズです。

例えば、ビットコインが何年もマイナーや開発者、その他の権力者と論争を続けているブロックサイズの問題ですが、Dashはネットワークの合意によりたった一日で解決し、ブロックサイズの拡張を行っています。Dash Daoは今後も素早い意思決定によって、Dashを成長させてくれるでしょう。

注目のDash Evolutionは2018年6月リリース予定!

また、Dashを使ったプロジェクトの中で、特に注目を集めているのが、Dash Evolutionです。Dash Evolutionは、簡単にいうとDashを消費者や企業がより簡単に利用するためのプラットフォームです。

Dash Evolutionは、クレジット決済やネットバンキングを利用するように、誰もが簡単にDashのネットワークを通じてサービスを使うことができます。またそれは企業が簡単にDashを使ったシステムを利用することも可能にします。

さらには、Dash Walletによって銀行の様に金利を付けるなど、まさしく現金と変わらない形で私達の生活になじんでいくことになるでしょう。もちろん、それは当然Dashの時価にも影響してくると思われます。今後のDashに要注目です!

Dashの現在価格・チャート


TradingViewによる市場の相場


※DASH/BTC=1DASHあたりのBitcoin価格

購入方法(取引所)

この1年で50倍に上昇し、まだまだ勢いのあるDashを購入できるお勧めの取引所は、Binanceです。Binanceは海外の取引所ですが、日本語対応で、直感的な操作で購入可能です!Binanceの登録、購入方法は当サイトでも解説しておりますので、Dashを買いたい場合は、ぜひBinanceから購入してください!



バイナンス(Binance)公式HP
なお、Binanceは日本円の入金が出来ないため、dashを購入するには、一度ビットコインを送金する必要があります。ビットコインは、手数料最安の取引所、Zaifがおススメです!!

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*googleなどで検索し登録すると、フィッシングサイト(詐欺サイト)などに引っかかる可能性がありますので、当サイトから直接リンクに飛ぶことをお勧めします。

Dashのおすすめウォレット

Dashは公式サイトよりwindows版、Android板、そしてiOS版がダウンロードできます。privte sendなどの利用には公式Walletが必要です。またDash Evolutionの金利の受け取りにも、公式Walletが必要ですので、ぜひダウンロードしておきましょう!

windows版(64bit) windows版(32bit)

Android板

iOS版

Dash Wallet公式ページはこちら!

また、非公式とはなりますが、ビットコインやイーサリアムをと同時に預けられ、ウォレット内で両替もできるアルタウォレットも便利です。その他のコインと一括管理したいという場合は、ぜひアルタウォレットを使ってみて下さい。

・アルタウォレット公式HP

アルタウォレットについては、こちらの動画で分かり易く解説されています。

Dashの関連銘柄

※紹介記事のある通貨のみリンクあり

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著者情報

ジョジョ

普段は未来が見えない占い師をしております。この度はご縁があって仮想通貨の記事の執筆をやらせていただくことになりました!文系なのでまったくわからないことばかりですが、儲けたい一心で書いてます!そのうち仮想通貨占いを実装予定ですので、よろしく!あ、あとパワーストーンオーシャンというサイトも運営してます!よろしくお願いします!

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