2022/10/01 2022/10/17
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)では積立投資ができない!積み立てできる取引所と積み立てるメリットデメリットについて紹介
仮想通貨取引を始めたいけど、リスクが高いからなかなか手が出せないと踏み切れない人は多いでしょう。そんな人には積立投資がおすすめです。
積立投資はリスクの高い仮想通貨取引には打ってつけの投資方法です。本記事ではビットコンなどの仮想通貨の積立投資について解説します。またDMMビットコインで積立投資ができるかについても紹介していますので、積立投資を始めたい人は参考にしてみてください。
ビットコインなどの仮想通貨の積立投資とは
ビットコインなどの仮想通貨の積立とは、あらかじめ決めておいた金額でビットコインをはじめとした仮想通貨を毎月一定額購入していく投資方法です。
積立は長期的な資産形成が目的の投資ですので、貯金と似ています。
また短期売買ではないため、頻繁に仮想通貨価格の細かい変動を気にすることがなく、ある程度ほったらかして置いても問題ない投資法となります。
仮想通貨の積立投資のメリット
ビットコインの積立投資は通常の仮想通貨売買と比較していくつかのメリットがあります。
ドルコスト平均法によってリスクを低減できる
ドルコスト平均法とは、「毎月一定の金額を継続して投資する投資法」のことを言います。ドルコスト平均法では毎月一定の金額しか投資しません。
例えば毎月1万円を積み立てるとしたら1BTC=100万円の月は0.01BTCが購入できます。翌月1BTC=200万円に値上がりすると購入するのは0.005BTCになり、購入量を抑えられます。
反対に1BTC=50万円と割安な月には0.02BTCが購入できるので、より多くのビットコインが購入できます。つまり積立投資では「価格が高いときは購入量を抑えられ、安いとより多く購入できます」
長期的にビットコインの価格が上昇していくのであれば、平均購入価格を安く抑えられるので、リスクを抑えて仮想通貨投資ができます。
細かい価格変動を気にしなくてよい
仮想通貨売買は株式投資に比べると「ボラティリティ(価格の変動幅)が大きい」と言われます。その根拠としてストップ高・ストップ安が存在しないことがあります。
ビットコインをはじめとして仮想通貨の価格は一日にいくらでも上がりますし、下がります。そのためアルトコインはたった1日で価格が2倍3倍と膨らむことは多々あり、10倍に跳ね上がることもあります。またその反対のことも起こりえます。
つまり仮想通貨売買はそれほど価格の変動が激しく、損益のタイミングが非常にシビアです。短期トレードをしているのであれば、仕事中でも何度もチャートを確認しないと利益を出し続けるのは難しいでしょう。
しかし積立投資であれば、長期的な利益を目的としているため、一日の価格変動を気にする必要がありません。むしろ大きく価格が下がると多くの仮想通貨が購入できるので、積立投資をしている人にとっては追い風となります。
少額から投資を始められる
投資においてはメジャーである株式投資では、ある程度の資金がなければ始めることすらままなりません。しかし仮想通貨の積立投資では多額の資金は必要ないです。
1円から始められる取引所もあるため、小銭貯金の感覚で積立投資を始めることができます。なお積立投資ができる仮想通貨取引所は下記の段落で紹介しています。
仮想通貨の積立投資のデメリット
仮想通貨の積立投資は、リスクを抑えながら仮想通貨投資ができるというメリットがある反面、デメリットも存在します。
短期的な利益が求められない
仮想通貨投資の魅力はボラティリティの大きさにあり、「持ってる仮想通貨が〇倍になったら良いな」と思って仮想通貨取引を始めた人も多いのではないでしょうか。
しかし仮想通貨の積立投資では価格が上がっても、サービスによってはすぐに売れるわけではないため、短期的なチャンスを活かしきれません。
必ず価格が上がっていくとは限らない
株式投資や投資信託などの積立投資は「国が成長する限り値上がりし続ける」ものです。しかし仮想通貨に国は基本的に関係ありません。ビットコインであればビットコインの需要、イーサリアムであれば、イーサリアムの需要が価格の変動をもたらします。
つまり仮想通貨全体の需要がなくなってしまえば、いくら積立投資であっても利益は出ません。リスクを低減できるメリットはありますが、やはり仮想通貨ですので、ある程度のリスクを見込んで投資しましょう。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)で仮想通貨の積立は自動ではできない
DMMビットコインを使う人は多く、積立を始めたいと思っている人も多いですが、DMMビットコイン自体に積立サービスはありません。そのため銀行口座を設定して、自動的に引き落とされた金額で一定量の仮想通貨を買うことはDMMビットコインではできません。
ただし自分で行う場合には可能です。自分でお金を入金して毎月決まった金額だけ仮想通貨を購入するのであれば、手間はかかりますができます。
その場合、DMMビットコインではBTCの最低購入が0.0001BTCですので、1BTC=280万円のときなら280円から積立投資が可能です。
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ビットコインなどの積立投資ができる仮想通貨取引所
仮想通貨の積立投資に対応している取引所はごく一部です。ここでは積立投資ができる仮想通貨取引所について紹介します。
Coincheck(コインチェック)

取扱銘柄(17種類) | ビットコイン(BTC) リップル(XRP) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) リスク(LSK) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) オーエムジー(OMG) パレットトークン(PLT) サンド(SAND) |
積立金額 | 月1万円~、日約300円~ |
積立日 | 積立スケジュールによる |
コインチェックの積立投資には2つのプランがあり「毎日つみたてプラン」と「月イチつみたてプラン」があります。
毎日つみたてプランは設定した金額を日割りして、毎日仮想通貨を購入するプランで、1日約300円からスタートできます。
月イチつみたてプランでは月に一度設定した金額分の仮想通貨を購入するプランです。どちらのプランでも指定の銀行口座から毎月引き落とされて、自動で仮想通貨が買い付けられますので、気軽に積立投資を始められます。
またコインチェックの積立投資は解約したくなっても「コインチェックつみたて」のページから途中で停止できます。
bitFlyer(ビットフライヤー)

取扱銘柄(17種類) | ビットコイン(BTC) ビットコインキャッシュ(BCH) リップル(XRP) ライトコイン(LTC) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) ベーシックアテンショントークン(BAT) シンボル(XYM) チェーンリンク(LINK) メイカー(MKR) ポリゴン(MATIC) リスク(LSK) ネム(NEM) テゾス(XTZ) ポルカドット(DOT) |
積立金額 | 1円~ |
積立日 | 毎日1回/毎週1回/毎月2回/毎月1回 |
ビットフライヤーの積立投資は毎日1回、毎週1回、毎月2回、毎月1回と複数のパターンから積立日を選べます。積立日を分散させることでさらにリスクを抑えることができます。
ただしビットフライヤーでは銀行口座からの自動引き落としには対応していません。積立を行うには、あらかじめアカウント口座に入金しておかなければいけないので手間がかかります。
GMOコイン

取扱銘柄 | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) ビットコインキャッシュ(BCH) ライトコイン(LTC) リップル(XRP) ネム(XEM) ステラルーメン(XLM) ベーシックアテンショントークン(BAT) オーエムジー(OMG) テゾス(XTZ) クアンタム(QTUM) エンジンコイン(ENJ) ポルカドット(DOT) コスモス(ATOM) シンボル(XYM) モナコイン(MONA) カルダノ(ADA) メイカー(MKR) ダイ(DAI) チェーンリンク(LINK) FRC ドージコイン(DOGE) |
積立金額 | 500円~ |
積立日 | 毎日/毎月10日 |
GMOコインの積立投資は500円から積み立てられます。ワンコインから投資を始められるので、安心して始められます。
ただしGMOコインでもビットフライヤー同様に、銀行口座からの自動引き落としには対応していないので、自分でアカウントの口座に入金する必要があります。
積立投資の手数料比較表
上記の段落で紹介した取引所の手数料をまとめると以下のようになります。
取引所 | 積立手数料 |
DMMビットコイン | 無料 |
Coincheck | 1,000~2,000円:一律100円3~4万9,000円:2%5万円以上:1.5% |
bitFlyer | 無料 |
GMOコイン | 無料 |
銀行口座からの引き落とし〜仮想通貨の自動買付に対応しているコインチェックだけが積立手数料がかかります。
他の取引所は自分でアカウントに入金する手間がある代わりに、手数料が無料です。ある程度資金に余裕があり、口座にあらかじめ入金できる人は「DMMビットコイン」「ビットフライヤー」「GMOコイン」の積立投資の利用がおすすめです。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)の積立投資まとめ
ここまで解説した内容をまとめると以下のようになります。
- 積立投資はリスクを抑えて、仮想通貨投資ができる
- 将来の利益が約束されているわけではない
- DMMビットコインでは自分で積立を行わなければならない
- 自動で口座から引き落としてくれる取引所もある
DMMビットコインでは自動引き落としに対応していないので、積立投資を始めたい場合は自分で入金して、自分で一定額を毎月購入する必要があります。この作業を手間に感じる場合は他の取引所を利用しましょう。
コインチェック、ビットフライヤーでは自動引き落としに対応しているため、ほったらかしにしていても仮想通貨を自動で積み立ててくれます。
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