2022/09/23 2022/10/11
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)でレバレッジ取引をする方法について解説!各種注文方法やロスカットの発動条件について紹介
DMMビットコインの強みはレバレッジ取引できる銘柄数が国内取引所の中でNo.1なことです。レバレッジを掛けてアルトコインの取引をするならDMMビットコインほど打ってつけの環境はないでしょう。
しかしレバレッジ取引には「ロスカット」という強制的に決済される仕組みがあり、現物取引よりも動かす金額が大きいため、小さな判断ミスが大きな損失へとつながるリスクがあります。
本記事ではDMMビットコインのレバレッジ取引について解説します。レバレッジ取引を始める方法や注文方法、ロスカットが発動される条件やレバレッジ取引のリスクについて紹介していますので、これからレバレッジ取引をしようと思っている人は参考にしてみてください。
そもそもレバレッジ取引とは
レバレッジ取引とは「持っている資金以上の金額を動かせる取引」です。自分が持っている資金の何倍ものお金を動かせるため、効率良く仮想通貨取引を行えます。
例えば1BTC=100万円のときに資金が100万円あるとすると、通常の仮想通貨取引では1BTCしか購入できません。しかし2倍のレバレッジを掛けていると資金は200万円になるため2BTCも購入できます。
仮に1BTC=110万円に値上がりしたとすると、利益が2倍となり20万円を得られます。しかし反対に1BTC=80万円に下がったとすると損失も2倍になるので、40万円を一気に失います。
このようにレバレッジ取引は資金が少なくても、大きな取引ができることが魅力的ですが、ハイリスクハイリターンです。リスクを十分に理解した上で、使用するようにしましょう。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)のレバレッジ取引の特徴
DMMビットコインのレバレッジ取引には以下の特徴があります。
全22銘柄が取引可能

DMMビットコインは取り扱っている全22銘柄の仮想通貨でレバレッジ取引が可能です。これは国内取引所の中でも最多で、DMMビットコイン独自の強みとなっています。
取扱銘柄 | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) リップル(XRP) ライトコイン(LTC) トロン(TAX) ジパングコイン(ZGP) ビットコインキャッシュ(BCH) ステラルーメン(XLM) オーエムジー(OMG) イーサクラシック(ETC) エンジンコイン(ENJ) モナコイン(MONA) ベーシックアテンショントークン(BAT) カルダノ(ADA) ポルカドット(DOT) テゾス(XTZ) ネム(NEM) アイオースティー(IOST) シンボル(XYM) クアンタム(QTUM) チリーズ(CHZ) アバランチ(AVAX) |
レバレッジ倍率は2倍
DMMビットコインのレバレッジ倍率は2倍で固定となっています。
日本国内の仮想通貨取引のレバレッジ倍率は2倍までと決められているので、DMMビットコインでは最大倍率で取引可能です。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)でレバレッジ取引をする方法
ここでは実際にDMMビットコインでレバレッジ取引をする方法について解説します。
まだ口座を開設していない人はこちらから登録できます。
まだDMMビットコインの口座を開設していない人は以下の記事を参考に進めてください。レバレッジ取引を行うにはマイナンバーの提出が必須です。
EXモードに切り替える
DMMビットコインのスマホアプリではシンプルに操作できる「STモード」と高機能な「EXモード」の2種類の操作画面が用意されています。レバレッジ取引を行う場合はメニューからEXモードを選択して、画面を切り替えましょう。
取引画面でレバレッジを選択する
EXモードの取引画面では「現物」と「レバレッジ」を選択できるようになっているため、レバレッジを選択します。そうするとレバレッジ取引が可能な銘柄が一覧として表示されるので、取引したい銘柄を選び、注文すればレバレッジ取引は完了です。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)の注文方法
DMMビットコインのレバレッジ取引では5種類の注文方法があります。ぱっと見ただけでは理解できない注文方法もあるため、取引を始める前に知っておきましょう。
IFD、OCO、IFO注文については少し複雑なため、必ず理解してから使用するようにしましょう。
ストリーミング注文(成行)
ストリーミング注文は成行注文という意味で、注文を出したときの価格で約定させる方法です。最も基本的で間違いの少ない注文方法ですので、仮想通貨取引になれない内はこの注文を使いましょう。
指値・逆指値注文
指値注文は金額を設定して、その価格に到達したら約定させる方法です。例えば「この価格まで上がったら売る」「この価格まで下がったら買う」というように使います。
逆指値注文は、指値注文と同様に金額を設定してその価格に到達したら約定させる注文方法です。ただし使い方としては指値注文の反対となります。例えば「この価格まで上がったら買う」「この価格まで下がったら売る」というように使用します。
IFD
IFDは「If Done」の略で「もし○○したら」という意味です。この注文方法では「注文と利益確定」または「注文と損切り」が一度にできます。
詳しく解説すると、「1BTC=100万円になったら、0.5BTCを買う」という注文をすると同時に「1BTC=120万円になったら0.25BTCだけ売る」という利益確定の注文も入れることができます。
OCO
OCOは「One Cancels the Other」の略で、異なる2つの注文を出しておき、片方が約定したらもう片方を自動的にキャンセルするという注文方法です。
この注文方法は主に売りの場面で使用することが多く、「このラインまで上がったら利益確定」「このラインまで下がったら損切り」という2つの注文を同時に出せます。
IFO
IFOは上の「IFD」と「OCO」の2つを組み合わせた注文方法です。
つまり「1BTC=100万円まで下がったら、1BTC買う」という注文を入れると同時に利益確定と損切りの注文を入れることができます。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)のレバレッジ取引でかかる手数料
DMMビットコインでは取引手数料は無料なっており、レバレッジ手数料とBitMachを利用した場合はBitMatch取引手数料もかかるようになっています。
レバレッジ手数料
レバレッジ手数料は翌日までポジションを持ち越したときに発生する手数料で、反対売買を行ったときに残高から徴収されます。
手数料の金額は「ポジション金額の0.04%」です。例えば100万円分のポジションを丸一日保有していると400円の手数料がかかる計算となります。
BitMatch取引手数料
BitMach取引手数料は取引単位当たりでかかるようになっています。
BitMatch取引手数料は「BitMtch注文」で発生する手数料です。手数料は銘柄ごとに異なります。
例えば0.05BTCを買ったとすると、0.05÷0.001×36円=1,800円の手数料がかかります。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)のレバレッジ取引でロスカットが発生するパターン
レバレッジ取引には強制的に損切させる「ロスカット」があります。ロスカットは資金が一定の水準まで下がると損失の拡大を防ぐために保有しているポジションの反対売買が自動的に行われます。これはユーザー保護を目的としている仕組みです。
DMMビットコインでは証拠金維持率が50%以下になると、ロスカットが発動し、決済されます。証拠金維持率は
(純資産ー注文証拠金)÷ポジション必要証拠金×100
で求めることができます。
計算式にするとややこしく感じてしまいますが、とても簡単な例では「資金を全額使ったポジションが半額まで下がる」とロスカットされます。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)でレバレッジ取引を行うリスク
DMMビットコインだけでなくレバレッジ取引はリスクを大きく、大きなリターンを上げる投資方法です。ここではレバレッジ取引を行う上でのリスクを解説します。
長期保有に向いていない
現物取引では、どれだけ価値が下がったとしてもロスカットされることがないため保有し続けることができます。
しかしレバレッジ取引にはロスカットがあるため、一定ラインまで損失が膨らむと強制的に決済されます。また保有している日数が長いほど、レバレッジ手数料を払い続けなければいけないので、長期保有には向いていません。
口座資金以上に損失がでることがある
基本的にはロスカットが発動するため、口座に入れた資金以上に損をすることは少ないです。しかし仮想通貨はボラティリティが大きいため、急激なレート変動が起きることが多くあります。
つまりロスカットが間に合わないことがあり、口座資金にマイナスに陥ることもあります。口座資金がマイナスになると追加証拠金を入金してくださいというアナウンスがなされる「追証」という状態になります。
追証にならないようリスク管理を徹底しましょう。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)のレバレッジ取引で勝ちつづけるポイント
ここまでレバレッジ取引のメリットや取引方法について解説してきましたが、「リスクは十分に理解したし、それでもレバレッジ取引をしたい!」と思っている人も多いでしょう。
ここではレバレッジ取引で勝ち続けるための最も基本的なポイントについて解説します。
損小利大の考え方を身につける
株や為替取引でも共有することですが、相場は「負けなければ勝てる」と言われます。つまり「勝ちにいこう」とリスクを取るよりも、「負けない」と考えて行動する方がよっぽど重要です。
そして負けないようにするためには損失を小さくして、利益を大きくするように心がけましょう。損失が広がりそうなときはすぐに損切りを行い、利益を大きく伸ばすようにすると長い目で見たときに勝っているようになっています。
損を小さくするためには損切りラインの注文を買い注文時に入れておくことをおすすめします。
人が操作していると「上がるかもしれない」と思い、下がっているにもかかわらずだらだらと持ち続けてしまって、損失が拡大することは典型的な失敗パターンです。
逆指値注文で損切りラインの注文を入れておくことで、機械的に損切りを行えます。
投資対象をよく知る
「ビットコインが流行っているから」「最近イーサリアムが人気だから」と聞いて、なんとなくで仮想通貨取引を始める人は多いですが、投資対象をよく知らない短期売買はギャンブルでしかありません。
最初のうちは運良く利益が出るかもしれません。しかし仮想通貨売買では勝ち続けることが重要で、長期的には負けてしまいます。
大切な投資資金を守るためにも日々の情報収集を習慣としましょう。情報を得た上で相場がどのように動くかを研究することで、勝ち続けることができるようになります。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)のレバレッジ取引まとめ
ここまで解説した内容をまとめると以下のようになります。
- レバレッジ取引では「持っている資金以上のお金を動かせる取引」
- DMMビットコインでは全22銘柄、倍率2倍でレバレッジ取引が可能
- 注文方法は6種類で、ストリーミング注文と指値注文が基本
- レバレッジ取引ではロスカットにより強制的に決済されることがある
- レバレッジ取引はハイリスクハイリターンなので、リスクをしっかりと理解する
DMMビットコインはレバレッジ取引できる銘柄が国内最多ですので、レバレッジ取引をしたい人には向いている取引所です。取引手数料や入金手数料など各種手数料も無料になっているので、お得に仮想通貨売買が行えます。
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