2023/01/23 2023/02/02
楽天ウォレットとBinance(バイナンス)間での送金方法や手数料について解説!
バイナンスは取扱通貨数が1,200種類を超え、世界で最もユーザーの多い仮想通貨取引所です。仮想通貨取引を長くやっているとバイナンスで取引をしてみたいと思う人も多い反面、バイナンスは上級者向けの取引所なので、最初の操作でつまずいてしまう人も多いです。そもそもバイナンスアプリをダウンロードしてみても英語で表記されているので、どのように操作してよいか分かりません。
そのため入金する方法を知らない人も多いです。本記事では楽天ウォレットからバイナンス間で送金する手順について詳しく解説します。送金にかかる手数料や手数料を最安にする方法についても紹介するので、参考にしてください。
楽天ウォレットとBinance(バイナンス)間の送金にかかる手数料
楽天ウォレットとバイナンス間での送金にかかる手数料は以下の通りです。
楽天ウォレットからバイナンスへの送金手数料
楽天ウォレットからバイナンスへ送金する場合、楽天ウォレットの出庫手数料のみかかるようになっています。出庫手数料は仮想通貨ごとに異なり、以下の通りです。
送金手数料 | 2023年1月時点の日本円換算 | |
BTC | 0.001BTC | 2,710円 |
ETH | 0.01ETH | 2,010円 |
BTH | 0.001BTH | 15円 |
楽天ウォレットからバイナンスへ出金する際にビットコイン・イーサリアムを使用すると2,000円以上の手数料が取られてしまいます。手数料を抑えたい人は下記の段落で紹介する方法に従って送金しましょう。
バイナンスから楽天ウォレットへの送金手数料
バイナンスから楽天ウォレットに送金する場合、出金する仮想通貨と使用するネットワークによって送金手数料が異なります。
BTCの場合 | 送金手数料 | 2023年1月時点の日本円換算 |
BNB Smart Chain(BEP20) | 0.000005BTC | 13円 |
Bitcoin | 0.0002BTC | 542円 |
BNB Beacon Chain(BEP2) | 0.0000084BTC | 22円 |
Ethereum(ERC20) | 0.00018BTC | 487円 |
ETHの場合 | 送金手数料 | 2023年1月時点の日本円換算 |
BNB Smart Chain(BEP20) | 0.000068ETH | 13円 |
Ethereum(ERC20) | 0.000768ETH | 154円 |
Arbitrum One | 0ETH | 0円 |
BNB Beacon Chain(BEP2) | 0.00011ETH | 22円 |
Optimism | 0ETH | 0円 |
バイナンスからの出金手数料はネットワークの混雑状況によっても変動します。出金する前に必ず確認しましょう。
Binance(バイナンス)への送金手数料を最安にする方法
バイナンスは海外の仮想通貨取引所ですので、日本円を直接入金ができません。そのため国内取引所でいずれかの仮想通貨を購入して、それをバイナンスに送るという手間を取る必要があります。
また上の表を見て分かる通り、ビットコインやイーサリアムを楽天ウォレットからバイナンスへ送金する場合、最低でも2,000円以上の手数料が取られてしまいます。手数料を抑えたい人は下記の組み合わせでバイナンスに送金しましょう。
- 取引所:bitFlyer
- 仮想通貨:リップル(XRP)
ビットフライヤーではリップルの送金手数料が無料となっており、さらに取引手数料も抑えられるため、手数料を抑えてバイナンスに送金できます。現状この方法が最安です。
さらにリップルはバイナンス側の入金手数料も無料になっているので、安心して送金可能です。バイナンスに手数料を抑えて送金した場合は、ビットフライヤーを使ってリップルを送金しましょう。
仮想通貨の送金は時間がかかる?
仮想通貨の種類や取引の混雑状況によりますが、仮想通貨の送金には時間がかかることが多いです。早ければ数分で着金しますが、遅ければ2日以上かかることもあるでしょう。
あまり送金が完了するまで何日もかかってしまうと無事に着金するか心配になってしまうでしょう。しかし送金操作が終わってしまったあとにユーザー側でどうにかすることはできないため待つだけになります。
送金時間を短くしたい人はイーサリアムやリップル、ビットコインキャッシュで送金を行いましょう。これらの通貨は送金速度が比較的速いと言われています。
楽天ウォレットからBinance(バイナンス)に送金する手順
楽天ウォレットからバイナンスへの送金は大まかに説明すると以下の流れで行います。
- 楽天ウォレットで入庫用のアドレスを取得する
- バイナンスから楽天ウォレットの入雇用アドレスに仮想通貨を送金する
上の流れに従って送金しましょう。
楽天ウォレットで入庫用のアドレスを取得する
まず楽天ウォレットのホームから入庫したい仮想通貨を選びタップします。
次に上に表示されている「入庫」をタップし、アドレスをコピーします。
次の画面で下記のような画面が表示されるので、「アドレスをコピー」をタップしてコピーしておきます。
バイナンスから楽天ウォレットの入雇用アドレスに仮想通貨を送金する
次にバイナンスのアプリを開き、右下の「wallets」をタップして、送金予定の仮想通貨をタップし、左下の「Withdraw」をタップします。
そうすると仮想通貨を送る方法を聞かれるので、「Send via Crypto Network」をタップします。
仮想通貨の送金画面に移行したら、「Address」に楽天ウォレットの入庫アドレスを入力し、「Network」を選択します。
Networkは上の表でも紹介したとおり、BNB Smart Chain(BEP20)が手数料が安くおすすめです。
そして「Amount」は送りたい数量を入力し、下の「Withdraw」をタップしたら楽天ウォレットへの送金は完了です。
Binance(バイナンス)から楽天ウォレットに送金する手順
バイナンスから楽天ウォレットへの送金は大まかに説明すると以下の流れで行います。
- バイナンスで入庫用のアドレスを取得する
- 楽天ウォレットからバイナンスの入雇用アドレスに仮想通貨を送金する
バイナンスで入庫用のアドレスを取得する
まずバイナンスで入庫したい仮想通貨のアドレスを取得します。バイナンスのアプリを開き、右下の「Wallets」をタップし、「Deposit」をタップします。
そうすると仮想通貨が一覧で表示されるので、入庫したい仮想通貨を選びます。「Choose Network」という画面が表示されたら、送るネットワークを選択します。手数料が抑えられる「BNB Smart Chain(BEP20)」を使用するのがおすすめです。
次に入庫用のアドレスが表示されるので、これをコピーしておきます。
楽天ウォレットからバイナンスの入庫用アドレスに仮想通貨を送金する
次に楽天ウォレットのアプリを開き、ホームから送金したい仮想通貨をタップします。
そして上に表示されている「出庫」をタップし、バイナンスでコピーしたアドレスを貼り付けて「次へ」をタップします。
次に出庫する数量を入力して、出庫先の地域で「日本国外」を選択します。出庫目的は「暗号試算サービスへの移動」を選択し、「次へ」をタップします。これで楽天ウォレットからバイナンスへの送金は完了です。
楽天ウォレットの送金まとめ
本記事で解説した内容をまとめると以下のようになります。
- バイナンスで取引を始めるには仮想通貨の送金が必須
- 楽天ウォレットからの送金は手数料が高い
- 手数料を抑えてバイナンスに送金するなら「bitFlyer」から「リップル」を送る
バイナンスは海外の仮想通貨取引所のため、国内取引所のように日本円を直接入金することはできません。そのためいずれかの取引所で仮想通貨を一度購入して、それをバイナンスに送る必要があります。
しかし仮想通貨の送金は慣れていないと失敗してしまう可能性が高いです。またアドレスを間違えてしまうと送金を取り消すこともできないので、送付予定の仮想通貨を失ってしまいます。
仮想通貨を送金する際は慎重に各操作を行いましょう。
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