2023/01/09 2023/01/09
【達成するなら今!】楽天ウォレットのSPUを攻略する裏ワザを解説!
楽天ウォレットとは現金や楽天ポイントを使って仮想通貨取引ができるサービスです。また2021年8月より楽天SPUの対象となり、一定の条件を満たすことで楽天市場でのお買い物の還元率を上げられます。そのため楽天ウォレットでのSPU達成を狙っている人も多いでしょう。
しかし結論からお伝えすると、楽天市場で約8,000円の買い物をする予定がある人にはSPU達成がおすすめです。それ以外の人には基本的におすすめではありません。本記事では楽天ウォレットでのSPUを攻略する方法について詳しく解説します。
そもそもSPUとは
そもそもSPUとは「スーパーポイントアッププログラム」の略で、楽天系のサービスで一定の条件を達成すると「楽天市場」でのお買い物でもらえるポイントがアップするプログラムです。
これは楽天市場特有のポイント還元制度であり、色々な楽天サービスを利用するほど、楽天市場でのポイント還元率が高まります。仮に全てのSPU条件をクリアすると最大15.5%ものポイント還元を受けることが可能となっています。
楽天ウォレットのSPU達成報酬
楽天ウォレットのSPU条件を達成すると楽天市場での買い物で付与される楽天スーパーポイントが「+0.5倍」に増加します。
SPU達成条件
楽天ウォレットのSPUを達成する条件を大まかにまとめると以下の通りになります。
- 楽天ウォレットの口座開設
- 専用のアプリ「楽天ウォレット」のダウンロード
- 対象の仮想通貨を30,000円分購入して、取引開始
購入対象となる仮想通貨は、
- ビットコイン
- ビットコインキャッシュ
- イーサリアム
の3種類です。「ライトコイン」「リップル」は対象外なので、購入しないようにしましょう。
ポイント付与対象
楽天市場での買い物
ポイント付与タイミングと期限
ポイントが付与されるタイミングは「翌月15日」です。利用期限は「付与翌月末」となっています。
そのため1月にSPUを達成して、楽天市場でお買い物をすると、ポイントが付与されるのは「2月15日」となり、利用期限は「3月末日」となります。
月間獲得上限
月間獲得上限は5,000ポイントです。
楽天ウォレットSPUを無理に攻略する必要はない
楽天ウォレットSPUは楽天市場での還元率を高められますが、無理に攻略しようとすると損する可能性があります。理由は以下の通りです。
- 楽天ウォレットでのスプレッドが大きく、取引を重ねるごとに損する
- 仮想通貨は値動きが激しいのでリスクが高い
- リスクの高さとリターンが見合っていない
仮想通貨は値動きが激しく、リスクの高い金融商品です。楽天ウォレットSPUのためだけに仮想通貨取引を始めるのはリスクとリターンが見合っていないので、やめておいたほうが賢明です。
ただし、2023年1月現在仮想通貨の金額は落ち着いているため、スプレッドが小さくなっています。スプレッドが小さくなっていると損失分を少なくできるので、SPU達成だけを狙うのであれば絶好の機会と捉えることもできます。
楽天ウォレットSPUの攻略手順
楽天ウォレットのSPUを達成する手順は以下の通りです。
1.楽天ウォレットに口座開設する
まず楽天ウォレットにアクセスして、口座開設を行います。楽天ウォレットの公式HPに口座開設のページがあるので、規約に同意し、本人確認などを済ませれば手続きは完了となります。
口座開設ができたら、楽天ウォレットのアプリをスマホにインストールして、仮想通貨の取引を始めます。
なおこのときに楽天銀行と楽天ウォレットを紐付けておくのがおすすめです。入金する作業がなくなるので、手間を減らすことができるでしょう。
2.30,000円相当以上の仮想通貨を購入
楽天ウォレットアプリをインストールできたら、30,000円分の仮想通貨を購入しましょう。対象となる仮想通貨は
- ビットコイン
- ビットコインキャッシュ
- イーサリアム
の3種類です。上の3つの銘柄のどれかを購入しましょう。仮想通貨を購入した次の日にはSPU+0.5倍が付与されています。
楽天ウォレットSPUのおすすめ攻略法
楽天ウォレットSPUを無理に攻略する必要はありませんが、どうしても達成したい人は以下の方法で攻略すると損失を抑えられます。
30,000円購入し即売却
楽天ウォレットSPUでは30,000円分の仮想通貨を購入し、そのあとすぐに売却したとしてもSPUの達成条件を満たせます。「楽天ウォレットは取引手数料も無料なので、実質タダでSPUを達成できる」と思いがちですが、この方法には「スプレッド」という壁が存在します。
スプレッドとは仮想通貨を売買する際の買値と売値の価格差のことをいいます。楽天ウォレットにおける2023年1月時点の購入・売却レートは以下のようになっています。
上の画像のように買値と売値に差が存在します。そして実際の価格差は
- ビットコイン:34,572円
- イーサリアム:3,894円
- ビットコインキャッシュ:474円
となります。仮に1BTCを購入して、即売却すると34,572円の赤字が生まれます。そのため購入後即売却するにしても損益分岐点を意識する必要があります。
楽天ウォレットSPUの損益分岐点
楽天ウォレットSPUの「還元率+0.5%」でのリターンが、購入後即売却の損失を超えていれば、購入後即売却を行う価値があります。それにはまず生まれる損失を知る必要があります。
2023年1月現在、3つの仮想通貨を30,000円分購入して、即売却すると以下の損失が生まれます。
- ビットコイン:39円の損失
- ビットコインキャッシュ:167円の損失
- イーサリアム:146円の損失
つまり上の損失額よりもポイント還元で得られるポイントの数が多くなればお得ということになります。一番損失の少ないビットコインであればすぐ損失分を埋められるでしょう。具体的な金額は以下の通りです。
39÷0.005=7,800円
つまり7,800円分楽天市場で購入する予定がある人は楽天ウォレットSPUの達成を狙っていいといえます。
ただし、スプレッドは日々数値が変動しており、値上がりするにつれて広くなる傾向にあります。スプレッドが広くなれば、ポイントで回収できなくなる可能性が高まるので、仮想通貨の金額が低い内にSPUを達成させましょう。
楽天証券を利用する
仮想通貨は投機的な意味合いの強い金融商品ですが、株式や投資信託などであれば立派な投資です。「何かに投資しながらSPUも狙いたい」という人には楽天証券でのSPU達成がおすすめとなります。
楽天証券では株式や投資信託に投資できるので、リスクを抑えながらSPU達成も狙えます。SPUの達成条件は「30,000円以上のポイント投資を行う」です。同じ30,000円を使うのであれば、リスクの低い投資信託で資産を運用しましょう。
楽天ウォレットのSPU攻略まとめ
本記事で解説した内容をまとめると以下の通りになります。
- 楽天ウォレットで口座を開設し、対象の通貨を30,000円以上購入するとSPUが達成
- SPUを達成すると楽天市場での買い物で付くポイントが0.5倍アップする
- SPU達成を狙うのであれば仮想通貨の金額が落ち着いている今が絶好のチャンス
- 楽天ウォレットの代わりに楽天証券でのSPU達成もおすすめ
「楽天ウォレットでのSPU達成のついでに仮想通貨取引を始める」というのは基本的におすすめではありません。仮想通貨取引は投機性が高く、長期的な相場上昇は期待できないからです。
そのためSPUを達成させるのが目的であれば、「購入後即売却」が鉄則となります。また堅実に資産運用がしたい人は楽天証券でのSPU達成を目指しましょう。
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