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2017/10/03 2018/01/27

Ripple(XRP)とは?特徴・購入方法・今後の将来性まで一挙紹介!

ripple-logo

Ripple(XRP)は、2017年9月現在、時価総額三位の仮想通貨です。Google Ventures も出資しており、また日本のメガバンクとも提携するなど、話題に事欠かないビッグプロジェクトですね!価値のネットワークを標榜するRippleはどんな通貨なのか、さっそく紹介していきましょう!

◆目次
1.あらゆる通貨を高速送金!価値のネットワークを実現するRipple
2.今後の将来性
3.現在価格・チャート
4.購入方法(取引所)
5.おすすめウォレット
6.関連銘柄

あらゆる通貨を高速送金!価値のネットワークを実現するRipple

Rippleは、ビットコインのような仮想通貨の名前ではなく、送金システムの名前です。厳密にいうと、決済プロトコル、決済におけるルールを定めた規格の事ですね!Rippleの利用に使われる仮想通貨をXRPといい、Rippleというと一般的にこの通貨を指している事が多いです。

Rippleの特徴を簡単に書くと以下の様になります。

  • Rippleは通貨ではなく、プロトコルの名前
  • 約4秒で世界のどこにでも送金できる高速決済を実現
  • あらゆる通貨を仲介するブリッジ通貨

これは凄いですね!例えば、一般的なメガバンクでは、長ければ3日ほどかかる国際送金を約4秒でまさに瞬殺、さらに手数料は2500円かかるところを、Rippleは最小で、0.000001XRP(9月現在の価格で1円以下)で済ませることができます。同じ仮想通貨であるビットコインは、決済には最短でも10分、取引所を通せば、一時間以上かかることも珍しくありません。

さらに、現在のシステムでは、国によっては送金すらできないこともあります。しかし、Rippleはネットワークが繋がっていれば、ボタン一つで地球上のあらゆる場所に送金が可能です。また、Rippleは自らが通貨の橋渡しをするブリッジ通貨となり、例えば円からドル、円からビットコインへの交換も可能にします。まさしくRippleは、あらゆる価値をそのままに交換する、価値のネットワークを実現する通貨なのです!

低コストのカギを握る仕組み、その名もIOU

Rippleは、通貨のやり取りではなく、IOUという証明書によって取引を仲介することで、手数料を削減しています。国際送金に多額な手数料がかかるのは、多数の銀行の仲介による仲介手数料のためです。Rippleは、この仲介手数料を省略し、コストを極限まで最小化しています。

これまでの国際送金のイメージ

ripple2a

IOUの仕組みについて、簡単に説明しましょう。IOUとは、I owe youの略語であり、直訳すると、私はあなたに借りているという意味になります。わかりやすい形でいうと、”借用証書”という意味ですね!

では、IOUは具体的にどのように使うのかというと、例えば日本にいるサトシが、アメリカにいるBobに100円を送金したい場合、まずサトシはゲートウェイと呼ばれる機関に100円を預けます。ゲートウェイはサトシに「サトシに100円貸してるよ!」という借用証書を発行します。

サトシは、Rippleネットワークを通じてBobにIOUを渡します。Bobは、IOUをゲートウェイに渡します。Bobはサトシに貸したことを記載した証明書によって、100円を返して貰うことで、送金が完了します。さらに、IOUは二者間だけでなく、この100円の与信枠に同意しているすべての人々の間でネットワークを形成できます。

IOUを使った取引のイメージ

ripple3

つまり、Rippleネットワーク内では、実際の通貨ではなく、このIOUのやり取りによって、仲介手数料を大幅に削減しているというわけですね。

IOUについては、私の解釈で極めてシンプルに書いており、正確な情報と異なっている場合があります。より精密に理解したい場合は、こちらのリンクより参照下さい。

価値のネットワークを実現する、ILP

さて、Rippleが標榜する価値のネットワーク、つまりあらゆる価値の交換を実現するために、もう一つ欠かせない仕組みがあります。それが、インターレジャープロトコル、略してILPです。ILPは、簡単にいえば、異なる決済システムを繋げるプロトコルです。

異なる決済プロトコルを繋げるILP

ripple4例えば、suicaは現金でしかチャージできませんが、ILPによって決済を繋げることで、クレジットカードでsuicaをチャージしたりということも可能になります。このRippleの掲げるILPですが、私の拙い説明でもいかに便利かということはおわかりいただけたでしょう!そして、これは夢物語ではなく、実現に向けて動き出しています。

ILPは、W3C(インターネットの技術の標準化を推進する団体)によって、世界標準のプロトコルとしての採用に向けて推進されています。もちろん、これは1000種類以上ある仮想通貨でも利用が可能です。ILPを通じての決済では、海外での買い物に現地の通貨を用意する必要はありません。ILPが日本円であらゆるサービスの利用を可能にします。

また、実際にサービスを利用するという形ではなく、ただ単に両替をしたいという場合も、Rippleは優れた機能を発揮します。まずレートですが、ファイティングパスというアルゴリズムによって、もっとも有利なレートを導いてくれます。また、一般的に為替は売り、買いのオーダーがある必要がありますが、マイナーな通貨などで直接のオーダーがない場合でも、Rippleがブリッジ通貨として双方のオーダーを仲介します。(オートオファーブリッジという機能です

オートオファーブリッジのイメージ
Offer_Autobridging
wikipedia.org Ripple (支払いシステム)より引用

まさしく、あらゆる価値を交換可能にするRippleは、価値のネットワークという言葉にふさわしい、便利が詰まった通貨です!世界標準を目指すプロトコルということも納得できますね!

4秒の高速決済の秘密は、validatorにあり!

さて、Rippleとビットコインの決済の速さの違いについて、両者の違いも交えながら、説明します。決済スピードの違いを生み出している一番の要因は、コンセンサスアルゴリズムの違いです。これは簡単にいえば、取引の承認方法ですね。ビットコインは、proof of work、マイニングの参加者全員で承認作業を行っており、取引の承認には最低でも10分ほどかかります。

それに対し、Rippleは、Ripple,incによって選ばれたvalidator(承認者)によって決済の承認を行います。少数の代表者の承認という形をとることで、ビットコインをはるかにしのぐ、約4秒の高速決済を実現しています。また、承認者のリストは、ユニークノードリストと呼ばれ、お互いがネットワークを形成しており、ふさわしくないvalidator(承認者)を拒否する権利が与えられます。rippleによる候補者の選別、validator(承認者)同士の拒否権によって、承認の安全性2重に保っているのですね!ちなみに、ビットコインのブロック部分である取引データは、「XRP Ledger」と呼ばれる分散型台帳に記録されます。

こういった、代表者による決済は、Proof of Consensus(PoC)と呼ばれ、Rippleの場合は、8割の承認によって取引が有効と判断されます。また、ビットコインは発行者は決まっていませんが、Rippleは、Ripple,incによって、上限の1000億XRPが発行されています。上記によって、管理者がいない非中央集権的なビットコインと比べ、Rippleは中央集権的な仮想通貨だといわれることがあります。

マイニングは社会貢献!?

ripple5
Rippleは、すでに発行上限数まで発行されているため、ビットコインのようにマイニングという作業はありません。またビットコインと違い、取引によって最小0.000001XRPがコストとして減少していく性質があります。また、ハッキングなどにより取引に負荷がかかると、手数料は増大し、ハッキングのコストが上がることで、セキュリティを高めることにも一役買っています。

そのため、マイニングにより増やすことは不可能ですが、Rippleを取引以外で入手することは可能です。それは、World Community Gridへの貢献です。

World Community Gridとは、世界規模で活躍する非営利団体であり、パソコンやスマホの余った処理能力を貸与するグリッドコンピューティングに協力することで、RIppeを入手できます。具体的なやり方については、ぎーくなぁどさんのこちらのサイトで詳しく紹介されていますので、ご参照下さいませ。ちなみに、効率からいえば他の通貨をマイニングして、普通にrippleを買った方がいいみたいですので、社会貢献はまたの機会にという場合は、他の通貨のマイニングに参加した方が良いかもしれません。

デメリットはないの!?

ここまで紹介してきたRippleですが、やはり長所があれば短所もあります。まず一番にお伝えしたいのが、IOUを担うゲートウェイについてです。ゲートウェイは、いわば借用書の公証人ともいえる存在ですが、ゲートウェイが破たんしてしまえば、IOUはただの紙切れになってしまいます。実際に、日本のゲートウェイであった東京JPY発行所は、ゲートウェイから撤退しており、多数の被害者もでています。

仮想通貨であるXRPは、実際の決済に使われるわけではなく、あくまでもシステムの手数料として、また、価値のネットワークの役目を果たすブリッジ通貨としての役割をもっており、投資対象としては、一線を画した通貨です。また、ライバル通貨として、Rippleの開発者でもあるJed Mccalebが開発したStellar(ステラ)の存在があります。Rippleとほとんど同様の機能をもっており、状況によってはシェアを奪い合うことも考えられます。

そして、ビットコインと違い発行者がいるRippleは、現在、550億XRPが一定期間ロックアップ、市場への流通が凍結されており、レートの急激な変動をコントロールされています。これらの性質から、Rippleは投資対象というより、純粋にシステムとしての優位性が評価されるべきものですので、価値が上がるかどうかについては、懐疑的な見方もあります。

誕生から現在までの経緯

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名だたるパートナー企業がずらり!
Rippleは、実は仮想通貨の中でも長い歴史を持ち、誕生は2004年、カナダのWeb開発者ある、Ryan Fuggerが「Ripplepay」を開発したのが始まりです。

その後、Chris Larsenが引き継ぐこととなり、OpenCoinのCTOであったChrisと共に、仮想通貨取引所Mt.goxを開いたJed Mccalebも参加します。Jed Mccalebは、分散型ネットワークのソフト開発者であり、Rippleの開発に大きく寄与します。

2013年には、Jed Mccalebが離脱してしますが、XRPの配布を開始し、名前をRipple Labs Incとし、多数の出資を集めます。その後も順調に成長を続け、銀行との提携や、ホワイトハウス前経済顧問、Yahoo!元上級副社長、元FRB法律顧問など、多数の優秀な人材を次々に迎え、活躍の場を広げています。

2015年には、Ripple Labs Inc. が Ripple Inc. に社名を変更、また銀行や金融企業向けにRipple Connectや、 Ripple Streamといったパッケージも発表しています。2016年には、ソフトバンクのグループ企業だったSBIホールディングス株式会社も出資し、2017年には、三菱東京UFJ銀行など、日本のメガバンクも続々とパートナーシップが発表され、一時は始値から50倍ほどに高騰しました。さらに、最近ではあのアメックスカードとの提携が発表され30%も暴騰しています。これをさきがけに、Visa、Masterも参入したらと考えると、末恐ろしいです。。

ロードマップを掲げながらも、開発が進まない仮想通貨も多い中で、Rippleは開発と成長が伴った仮想通貨であり、順調すぎるほどの成長を見せているといっていいでしょう!

 

概要まとめ

通貨名(通貨単位)  Ripple(XRP)
開発者/組織  Ryan Fugger/Ripple Inc
発行枚数上限  1000億枚(発行済み)
初値  ー
アルゴリズム  proof of consensus
半減期  ー
公開日  2013-09-26
公式サイト  https://ripple.com/
ホワイトペーパー https://ripple.com/collateral/

Ripple(XRP)の今後の将来性

Rippleは、非常に将来性のある通貨といえるでしょう。世界のなだたる金融機関は、Rippleに興味を示しており、日本でも現在、三菱東京UFJ、みずほ銀行が、さらに2017年7月には、ゆうちょ、三井住友銀行もネットワークへの参加を示しており、国内で80%の銀行が参加しているといわれています。

Rippleが世界での標準規格を目指す、Global Payments Steering Groupには、メリル・リンチやバンクオブアメリカなど超一流の金融企業が名を連ねています。このままRippleネットワークが拡大していけば、世界標準の規格としてRippleが採用される日も遠くないと言えます!為替市場の取引高なんと、1日2兆円!さらに電子決済や仮想通貨市場まで、価値のネットワークが実現されれば、Rippleはグローバルスタンダードとして不動の地位を築くことになるでしょう!
100億円プレイヤーも注目のRipple

ロックアップが完了!日韓での送金実験も開始され、時価総額3位に返り咲き!

2017年12月に入り、一時期時価総額を7位に落としていたrippleですが、ここにきて再び時価総額3位に返り咲いています。12月現在、安定して100円付近を保っており、二段ほど価格は底上げされた感じですね!さて、この時価総額の上昇に寄与しているといわれているのか、ロックアップの完了です。ロックアップとは、口座の凍結のようなものです。ripple社はこれまで、3億xrPを市場に放出していました。つまり、需要が増えてせっかく価格が上がりそうになっても、ripple社の放出によって、価格があがりずらくなっていたという状況が、ロックアップによって解消される見込みができた、ということですね。

今後は、ripple社が保有する630億XRPのうち、90%の550億xrpがロックアップ(凍結)され、2018年からは、毎月一日に10億xrpを放出、一ヶ月で使い切らなかった分は、その後55ヶ月間再びロックアップするという流れになります。流通量が安定することで、需要が増えればそれだけ価格に反映され、上昇しやすくなったといえます。

また、関係機関との提携も順調に進んでおります。特に最近では、韓国の銀行2行と、三井住友銀行などの大手金融機関が、リップル者の技術を使って実証事件を開始するとのこと。早ければ、来春にも実際に利用されるのではといわれています。長らく価格の面では横ばいが続いてきただけに、リップラーにとっては少しはやめの春の到来となっているようですね!

Ripple(XRP)の現在価格・チャート


TradingViewによる市場の相場


※XRP/BTC=1XRPあたりのBitcoin価格

Ripple(XRP)の購入方法(取引所)

今後国際送金を担う可能性を秘めたRipple。この値段で変えるのは今だけかもしれません!迷っているなら、少量でも購入しておくことをお勧めします。Rippleを購入できるお勧めの取引所は、日本の取引所であるBitbankです。

*googleなどで検索し登録すると、フィッシングサイト(詐欺サイト)などに引っかかる可能性がありますので、当サイトから直接リンクに飛ぶことをお勧めします。

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ビットバンク(bitbank)公式HP

登録は5分もあれば完了します!5分の手間を惜しんでチャンスを逃さないよう、登録だけでもすませておくことをお勧めします。

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Ripple(XRP)のおすすめウォレット

Rippleを保管する場合は、Rippleの公式ウォレットがお勧めです。ウォレットとは、銀行でいう所の口座みたいなものですね!コインチェックなどの取引所に保管しておくのもいいですが、マイニングの際にもウォレットは必要ですので、セキュリティの面でも、長期的に保有する場合には、ウォレットに預けておくことをお勧めします。

ウォレットについては、こちらのリンクより登録が可能です。

ripple公式ウォレット

登録方法や使用方法についての説明は、こちらのリンクに詳しい説明がありますので、参考にしてみて下さい。

*ウォレットを有効にするには、25XRPが必要です。(2017年10月現在の価格で500円ほど)

Rippleの関連銘柄

※紹介記事のある通貨のみリンクあり

*2017年12月23日 ロックアップが完了~について追記しました。

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著者情報

ジョジョ

普段は未来が見えない占い師をしております。この度はご縁があって仮想通貨の記事の執筆をやらせていただくことになりました!文系なのでまったくわからないことばかりですが、儲けたい一心で書いてます!そのうち仮想通貨占いを実装予定ですので、よろしく!あ、あとパワーストーンオーシャンというサイトも運営してます!よろしくお願いします!

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