2017/09/01 2018/08/02
TenX(PAY)とは?特徴・購入方法・今後の将来性まで一挙紹介!
仮想通貨を現実世界に!
今回はそんな将来性を秘めたTenX(PAY)を紹介します。
使って貯まる、貯まって増える仮想通貨TenX(Pay)
TenX(Pay)の特徴を一言であらわすなら仮想通貨版デビットカードです。
各種暗号通貨を通常のデビットカード感覚で使うことを構想に作られた通貨で、一般的なデビットカード同様の手軽さで扱え、且つ、「通貨の保有量に対して報酬がある」初めてのカードです。
これまでの暗号通貨デビットカードと比べて、
・決済の瞬間にフィアットに両替し、不要な両替が起こらない。
・カードへのチャージが必要なく、通常のデビット同様にシームレスに使える
・利用額に応じて報酬としてPAYを受け取れるインセンティブがある。またPAY自体も所持しているだけでEthereumが受け取れる。
などの特徴があり、一般的なデビットカード同様の手軽さで扱え、
且つ、報酬がもらえる初めてのカードです。※TenX 日本語FAQより抜粋
TenXの他にも仮想通貨のデビットカードは多数存在しますが、
①すでに実際に利用できる
②チャージ式ではなくリアルタイムのレートによって法定通貨に換算される
という2つの点で頭2つぐらい抜けています。
①すでに実際に利用できる
TenXカードは2017年8月現在で世界200ヵ国、VISA、MasterCardに対応している3600万ヶ所の店舗や、ネットショップ、ATMで利用可能になっています。同様の思想を掲げている仮想通貨は多数あれど、ここまで現実的な運用に成功している通貨はありません。
さらにTenXが開発しているクロスチェーン決済ネットワーク「COMIT」はさまざまな種類の仮想通貨を繋ぐため、さまざまな種類の通貨を保有していたとしてもTenXカード1枚ですべての通貨を両替して決済することができる構想になっています。
仮想通貨は「通貨」なので最終的にはそのまま売買に利用できることが目的ですが、そこまでの道のりの途中にはかならず「現在の決済との融合」が必要となるフェーズがあると考えられています。そういった意味でもTenXが果たす役割はとても大きなものです。
▽日本でのTenXカード使用者の声
コンビニでプリン買った。
「デビットカードで」って言って渡しただけ即完了。アプリにも即時反映。 pic.twitter.com/i8u1G3ulZE— Crypto Chick (@CCassets) 2017年7月28日
コンビニでも利用可能な便利さはすごいですね。
②チャージ式ではなくリアルタイムのレートによって法定通貨に換算される
他のデビットカード式仮想通貨はあらかじめチャージしておくことで利用できるのにたいして、このTenXカードは代金を支払うタイミングのレートがリアルタイムに適用されます。しかも公式アナウンスによると「利用時に複数の取引所を比較してレートの良いところを選択します。レートに手数料等は含まれていません。」とのこと・・・神すぎるw
下記は日本の電気屋さんで試しに10円の電池を購入した方の声。
換金レートは複数の取引所から有利なものが選ばれ、TXfeeも必要ありません。
試しに10円の買い物をしたスクショです↓ pic.twitter.com/3wuFzlFi8i— Crypto Chick (@CCassets) 2017年7月28日
自動でレートの有利な取引所を選択してくれるのはありがたいです。
さらに「保有量」「取引量」に応じて報酬が支払われる
TenXカード利用総額(全ユーザーの総額)の0.5%が、所持PAY量の割合に応じてEthereumで報酬を受け取ることができます。
この0.5%には店舗側で負担するカード手数料の一部が充てられるため、報酬のために別の資金源を必要としたり、TenX社の資産を切り崩したりする必要のない、安定した仕組みとなっています。
- 報酬額の計算式
- 報酬額=TenXカード利用総額×0.5%×(自分のPAY数÷発行総量2億500万)
TenXは2020年に10兆円のボリュームを目標として掲げているため、もしそのとおりの流通が実現した場合には1PAYあたりの年間報酬は250円となり、まだ安い今のうちに10,000PAYぐらい保有しておけば年間250万円の利益を生み出してくれます…!
そして保有にたいしての報酬のほかに、さらに決済にたいしての報酬として「0.1%」が支払者に割り当てられるためまさに「使って貯まる、貯まって増える仮想通貨」といえます。
この報酬制度もTenXの人気に拍車をかける一因になっています。
デメリットはないの!?
こんな素晴らしい可能性を秘めたTenXですが、当然ながらデメリットもあります。
それは(当たり前のことではありますが)「TenX(PAY)カードが流通しなければ、サービスも縮小する」ということです。
現在1日単位で新しい仮想通貨プロジェクトが立ち上がっているため今後同じようなサービスを提供するプロダクトができないという保証もありません。将来への期待は大きく実現すれば仮想通貨と現在の通貨との橋渡し的存在になること間違いなしのTenXではありますが、、安易に判断せず、今後の動向には十分な注意が必要でしょう。
誕生から現在までの経緯
TenXは、シンガポール発祥のブロック・チェーンを取り扱うスタートアップです。
2016年6月にICOを行い、わずか6分で8,000万ドルを調達しました。
イーサリアムのエテリアム&フェンブシベンチャーファンドも投資家として名を連ねており、PayPal主催のインキュベーションプログラムの卒業生だったりと、高い期待と技術力への裏付けがあります。
また、単なるデビットカードとしての役割だけでなく、COMITプロトコルにより、仮想通貨のプラットフォームを目指していこうという動きも見せています。
概要まとめ
通貨名(通貨単位) | TenX(PAY) |
開発者/組織 | COMIT |
発行枚数上限 | 205,218,256PAY |
初値 | - |
アルゴリズム | COMIT NETWORK |
半減期 | - |
公開日 | 2016年6月6日 |
公式サイト | https://www.tenx.tech/ |
ホワイトペーパー(COMIT) | http://www.comit.network/doc/COMIT%20white%20paper%20v1.0.2.pdf |
TenX(Pay)の今後の将来性
TenX(Pay)の将来性に一番重要なこと、それはやはりCOMITプロトコルの開発でしょう。
仮想通貨同士を結び付けるクロスプラットフォームとしての役割をどれだけ果たせるかが、この通貨の将来性を担っているといっても過言ではありません。
また、VISA, Masterとの提携によるクレジット機能の付与などによっても、カード自体の伸びしろも左右されるでしょう。
Ethereumの報酬も利用総額によって伸びていきますので、やはりシェアをどれだけ伸ばしていけるのかが、この通貨のカギとなるでしょう。
TenX(Pay)の現在価格・チャート
※PAYBTC=1PAYあたりのBitcoin価格
購入方法(取引所)
2017年8月時点でTenX(Pay)を購入できる取引所は「BITTREX」です。海外の取引所ではありますが、当サイトで登録から購入方法を徹底解説していますので、ご安心下さい!
BITTREXでは日本円を利用できずビットコインでTenX(Pay)を購入する必要があるため、もしまだビットコインを持っていない方はまずは日本国内の仮想通貨取引所で日本円をビットコインに両替して、そのビットコインをBITTREXに送金してTenX(Pay)を購入しましょう。
国内の仮想通貨取引所をはじめて利用する方は「コインチェック」が最も手軽で使いやすいのでおすすめです。登録は5分もあれば完了するのでぜひお試しください。
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*googleなどで検索し登録すると、フィッシングサイト(詐欺サイト)などに引っかかる可能性がありますので、当サイトから直接リンクに飛ぶことをお勧めします。
TenX(Pay)のおすすめウォレット
TenXは公式ウォレット「TenX Wallet App」を提供しているためこちらを使いましょう。
ウォレットはアプリ経由で申請して利用することができます。
本日2017年9月1日についに待望のiOS版もリリースされたので、これで「アンドロイド版」と「iOS版」どちらでもウォレットを作成することができます。
ウォレットの作り方はCryptoLifeさんの『TenX WalletのiOSアプリが遂にリリース!デビットカード申請方法を解説!』に詳しく記載されているのでぜひこちらの記事を参ください。
TenX(Pay)の関連銘柄
※紹介記事のある通貨のみリンクあり
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