2017/12/30 2018/08/03
Zcash(ZEC)とは?特徴・購入方法・今後の将来性まで一挙紹介!
本日は、仮想通貨Zcashを紹介します。Zcashは、2016年10月に公開され、公開直後から63万円とビットコインを越す高値を記録。その後は徐々に落ち着きをみせ、現在は、7万円ほどで取引されています。時価総額は21位。Zcashは、送金元アドレスなどを暗号化できる、いわゆる匿名系仮想通貨の一つとして有名ですね!
すべての記録をZEROにする!匿名系仮想通貨、Zcash(ZEC)
Zcashの公開は2016年ですが、その前身は2013年にスタートしたZerocoinプロジェクトです。2014年には、Zerocashが開発され、その後現在のZcashチームが結成されました。Zcashは、これらZプロジェクトの完成形ともいえる通貨なのですね!通貨単位はZECです。
Zcashの一番の特徴は、ビットコインより高い匿名性で取引を実行可能なことです。例えばビットコインは、ブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳にすべての取引データが記録され、公開されています。
↓blockchain.infoに公開されているビットコインの送金記録
対してZcashは、特殊な送金方法を使うことで、送金元、送金先、そして送金額まで、プライバシーに関わる全ての情報を匿名化します。Zcashに記録されるのは、ただコインが送金されたという事実のみです。
Zcashの特徴
- オープンソースでありながらプライバシーを守る、匿名系通貨
- ゼロ知識証明によるzk-SNARKプロトコル
- ビットコインを改良した高い送金性能
Zcashは、オープンソースという誰にでも開かれた環境にありながらも、プライバシーを護ることに特化した仮想通貨です!プライバシーが守られるということは、あなたという人間の主義や思想を守ることにも繋がります。
例えば、仮想通貨を使って、どんな本を買ったのか、どんな会社に投資したのか。こういった情報は、あなたの主義者や思想を表すものです。これらを守るということは、私達の権利が守られることに繋がります。Zcashが護りたいもの、それはプライバシーだけでなく、その背景にある人間性や権利そのものなのですね!
zk-SNARKプロトコルが実現する匿名送金の仕組み!
Zcashと同じく、匿名系の通貨にはDashやMoneroといった仮想通貨がありますが、同じ匿名系の仮想通貨の中でも、Zcashは特に高い匿名性を備えています。
匿名通貨比較!! | Zcash(ZEC) | Dash | Monero |
アドレス | 匿名化 | オープン | オープン |
履歴 | 匿名化 | 匿名化 | 匿名化 |
数量 | 匿名化 | オープン | オープン |
同じ匿名系仮想通貨と比べ、送金元や送金先のアドレス、そして送金先金額や履歴まで匿名化できるZcash。ではなぜZcashがそこまでの匿名性を実現できるのか、そのカギを握っているのが、zk-SNARKプロトコルです!ZcashのZは、その名の通りこのzk-SNARKプロトコルから来ているのですね!
これぞZの証明!zk-SNARKプロトコルとは?
Zcashの匿名送金は、数学のゼロ知識証明という理論をもとにした、zk-SNARKプロトコルによってなされています。それでは、ゼロ知識証明(zero-knowledge proof)とはどういった証明なのか?もの凄く簡単にいうと、「内容を伝えず、ある事実が真実であるということが、検証するものの知識がゼロでも証明できる。」という証明です。文でみるとなんじゃこりゃ??という感じですよね。
ゼロ知識証明をもっと具体的な事例で考えてみましょう!例えば、以下の様な場合に、ゼロ知識証明が役立ちます。あるところにAさんとBさんがいます。Bさんは、Aさんに、「自分は心が読める。お前の金庫の暗証番号を読んだから、観念して100万円出せ!」といいました。しかし、Aさんは半信半疑です。試しに、以下の様なゲームで検証を持ちかけました。
登場人物
●Aさん:検証者 ●Bさん:心が読めると豪語!
証明する事実
Bさんは心が読める。そのため、金庫の暗証番号を知っている。
検証方法
Aさんが右手、または左手に「暗証番号を書いた紙きれ」を隠し、Bさんにあててもらうゲームを20回行う
上記の様な検証方法で、20回連続でBさんがどちらの手に入っているのかを当てたとします。この場合、Bさんが20回連続でどちらの手に入っているのか偶然あてる確率は0.0001%になります。上記現象から考えて、Bさんが偶然に正解を導いた確率はほぼありません。つまり、「Bさんは心が読める」という事実は真実だと確認できるわけですね!
この証明において、Bさんは直接的に金庫の暗証番号を伝えていません。また、Aさんは何の知識も用いておらず、ただゲームをしただけです。しかし、ゲームの結果からして、Bさんは心が読める、ゆえに暗証番号も知っていると結論が導かれました。つまり、内容は明かされずに、ゼロ知識で、「心が読める。また、金庫の暗証番号を知っている。」という事実が証明されたわけですね!
(*こちらは文系の私がかみ砕いて書いたもので、正確な証明にそっていない場合があります。この部分を深く掘り下げたい場合は、ゼロ知識証明などをご覧になって下さい)
Zcashのzk-SNARKプロトコルは、このゼロ知識証明を用いて、送金元や送金先、そして送金先金額といった内容を伝えずに、「コインが送金された」という事実を台帳に記録することで、高い匿名性を保った送金を可能にしています!
Zcashの性能を徹底解説!決済速度や送金性能は?
匿名性ばかりに焦点を当てられがちなZcashですが、通常の決済でも優秀な性能を持っています。ブロック生成時間は2分半とビットコインの4倍のスピードであり、またブロックサイズも2MBとコイン詰まりを起こしずらい設計になっています。
shieldedとtransparent、二つの送金方法!
また、送金方法は、匿名性を重視したshielded addressと、オープンなtransparent addressを使い分けることができます。shielded addressesは、Zから始まるアドレスとなり、送金元や送金先などすべてが匿名化されます。transparent addressは、tから始まるアドレスととなり、取引はすべての情報を確認することができます。Zcashの取引データは、zchainに記録されています。
shielded addressesのデータは以下の様に表示される↓
その他、Zcashはマイニングアルゴリズムに、Equihashを用いています。Equihashは、マイニング専用のチップASICを使ったマイニングができません。これは、一握りのマイナーに影響力を持たせず、中央集権を防ぐのに役立ちます。匿名性から権利を守るという思想をもつZcashは、そのアルゴリズムにおいても、個人を大事にしているといえます。ちなみに、ビットコインゴールドも、マイニングアルゴリズムにはEquihashを採用しています!
マイニングとは??
*ビットコインやZcashは、政府や銀行が取引を保証しないため、ネットワークの参加者が取引の正当性を証明します。参加者は証明に参加し、証明のために必要な問題を最も早く解いた一人に報酬が与えられる。この作業をマイニングといいます。マイニングは『コンピューターの性能の勝負』であり、アルゴリズムによっては、大企業が専用のASICというチップを使って、独占することができます。Zcashは、これを防ぐために、ASICが使えないアルゴリズムを備えています。
Zcashの可能性を広げるプロジェクト、『Hawk』と『Bolt』
Zcashを知るうえで抑えておきたいのが、現在進行中の二つのプロジェクトです。Zcashは、その匿名性を、契約やより広範囲な取引へと広げる『Hawk』と『Bolt』というプロジェクトに取り組んでいます。
匿名性を重視したスマートコントラクト、Hawk
仮想通貨はネットワーク上で動くデータです。そのため、決済だけでなく、様々なプログラムと共に動かすことができます。例えば、Aさんが借りたお金を3日後にBさんに返すことを自動化し、実行することですね。こういったプログラムによる条件付けは、スマートコントラクトと呼ばれています。
Zcashはその優れた匿名性によって、スマートコントラクトを匿名で実行するプロジェクトを進めています。例えば雇用契約や売買契約など、個人のプライバシーに関わる契約を、スマートコントラクトで確実に、そして匿名で実行したい。そんな時にZcashを使っていれば、高い匿名性でプライバシーを強力に守ってくれます!Hawkについての詳細はこちらにより詳しく書かれておりますので、ご参照下さい!
Z版ライトニングネットワーク、BOLT
BOLTとは、Blind Off-chain Lightweight Transactionsの略称です。相変わらず、わけがわからない単語ですが、ざっくりというと、匿名で行う超高速取引のことです。この技術の新しいところは、取引をあえてブロックチェーン上に記録しないことで、超高速の取引を行うこと。さらにZcashの場合は、取引を隠された状態、つまりBlindされた状態で行えるという点です。
ビットコインやライトコインにおいて、取引が承認されるには、データの塊であるブロックに記録される必要があります。ビットコインでは、この一つのブロックが出来るのに10分ほどかかります。つまり取引をすべてブロックに記録するという方式では、クレジットカードなどの性能には遠く及ばないわけです。
そこで、この取引を後でまとめて記録しよう、というのがライトニングネットワークと呼ばれる技術。BOLTはそのZcash版というわけですね!BOLTが実現されれば、どれだけ取引を行っても、手数料が掛かるのはブロックに記録する一度分のみ。また超高速で取引を行うことができます。実現されれば、Visaなど既存の決済に負けないスピードを発揮できます。今後の開発に期待したいですね!
デメリットはないの!?
Zcashの最大のデメリットは、メリットであるはずの匿名性です。仮想通貨は、ネットワーク上を経由し、銀行等の仲介なくやりとりがされるため、ただでさえ秘匿性が高いにも関わらず、Zcashの場合は、送金元、金額、送金先などが全くわかりません。脱税やマネーロンダリングにはうってつけの送金方法になってしまっているのですね。
闇の取引所に採用!インサイダーの疑いも・・・。
これまでも実際に、暴露掲示板であるwikileaks、闇の取引所ともよばれる『Alphabay』の決済通貨とされたり、取引所Bithumbに上場した際は、インサイダー取引を疑われるなど、黒いニュースがあがっています。ただでさえ規制がさけばれている仮想通貨ですので、今後何らかの規制の対象となるリスクは常に考えておく必要があります。
また、売りである匿名送金は、Zcashのウォレットを使う必要がありますが、ZcashのウォレットはLinuxのみでしか公式にサポートされていません。また、送金に通常より多くの時間を使います。そのため、一番の売りである匿名送金があまり使われていないという状況があります。
強力なライバル通貨の存在
また、Zcashのような匿名系とよばれる仮想通貨には強力なライバルがいます。DashやMonero、一万倍の上昇で話題になったVergeコイン。その他、イーサリアムがアップデートにより、zk-SNARKプロトコルを実装することになり、お家芸の匿名送金もアドバンテージが発揮できなくなる可能性もあります。Zcashが生き延びるためには、これらライバルとの競争に打ち勝っていく必要があります。
Zcashを偽造可能?ランダム生成パラメーター
Zcashは、ゼロ知識証明を利用するために、システムをアップグレードするTrusted setupを行うことで、ある特殊なパラメーターが生成されています。このパラメーターを悪用されると、Zcashがいくらでも偽造される可能性があります。
有効なプライベートトランザクションに必要な証明を生成するためには、一連の公開パラメータが必要です。この公開パラメータ(一般に「パラムゲン」とも呼ばれる)を生成するプロセスは、実際のものと見分けがたい偽の硬貨を作成することによってブロックチェーンを破壊するために使用される副産物(「有毒廃棄物」とも呼ばれる)も生成します(公開パラメータとこの有毒廃棄物との関係は、公開鍵と秘密鍵との間の関係と似ています)
Zcash公式ページより引用
これは開発者が知りえる情報であり、そのためZcashはセレモニーという形で、パラメーターを記録した媒体を開発者であつまり破壊するという手順をとっています。当然ながら、これは完全な手段ではないと批判を受けています。
Zcashのデメリットまとめ
- 匿名性による規制の可能性
- 匿名送金には、Linuxからの操作が必要
- 一万倍上昇のVergeコイン、時価総額不動の2位イーサリアムなど、強力なライバルたち
Zcashを取り巻く状況は決して楽観的とはいえません。しかし、これからの開発によって、十分なポテンシャルは発揮できる状況にあるといえます。得に匿名系の仮想通貨は、税金対策を考えている富裕層や、グレーなマーケットから一定の需要があると言われています。
もちろん、そういった利用のために仮想通貨があるわけではないですが、プライバシーは誰もが持つ共通の権利です。Zcashが目指す思想が、正しい方向に伸びていけば、おのずと価値も上がっていくことでしょう!
誕生から現在までの経緯
Zcashは、2013年にスタートしたZerocoinプロジェクトが元になっています。2014年には、Zcashの象徴である、ZK-SNARKプロトコルが開発。その後、改良版のZerocashが開発され、2016年にZcashが公開されます。CEOは、Zooko Wilcox。エンジニアには、Matthew Green、Ian Miers、Eran Tromerなどがおります。
また、ZcashはICOを行っておらず、市場にはすべてマイニングされたコインのみが出回るという形でスタートしています。始めの4年間は、マイニングされたうちの10%はファウンダー報酬として、開発者やZcash foundationなどに送られます。
開発陣にとっては、Zcashの価値が高まる=報酬が高まるため、Zcashに関わる開発者たちは積極的に開発に取り組む仕組みになっています。また、公開に伴う混乱や、不用意なインフレを防ぐために、2016年はマイニングの報酬がないスローマイニングとなっていました。(現在は12.5ZECの報酬)
2016年10月の公開直後には、1ZECあたり53万円とビットコインに匹敵する値段をつけており、インサイダー取引が疑われるという事態も・・・。最近では、ビットコインに対して否定的な発言をしたJPモルガンのブロックチェーン『Quorum』に技術採用されたことで話題になりました!また、グレイスケール・インベストメンツ社より、ビットコイン、イーサリアムに続き、仮想通貨の3番目の投資信託として発表。開発のアップデート状況がアップされるなど、活発に活動しています。
概要まとめ
通貨名(通貨単位) | Zcash(ZEC) |
開発者/組織 | Zooko Wilicox/Zcashcompany |
発行枚数上限 | 21,000,000 |
初値 | ー |
アルゴリズム | Proof of work |
半減期 | 4年 |
公開日 | 2016/10/28 |
公式サイト | https://z.cash/ |
ホワイトペーパー | https://github.com/zcash/zips/blob/master/protocol/protocol.pdf |
Zcash(ZEC)の今後の将来性
Zcashの将来性についてですが、開発の進行具合によって、大きく伸びていく可能性があると感じています。とくにイーサリアムとの提携は、Zcashの可能性を無限に広げる力を秘めています。
イーサリアムとの提携、ZOEプロジェクトとは?
Zcashは、匿名性仮想通貨としての決済機能だけでなく、様々な機能を拡張し提供するプラットフォームとして、開発を進めている最中です。
特にスマートコントラクトを得意とするイーサリアムとの提携が進んでいる点が期待大ですね!2017年の1月29日、イーサリアムファンデーションより、Zcashとイーサリアムの統合プロジェクト、ZOEプロジェクト(Zcash on Ethereum)が発表されました。
このプロジェクトによって可能となることは、Zcashの匿名性を保持したスマートコントラクトや、ネットワーク内のトークン(サイトで使えるポイント代わりの仮想通貨)の発行、取引所を通さず、Zcashとイーサリアムを直接交換するアトミックスワップ、さらには、秒速数十億回のコードを実行する、「プラズマ」にも、Zcashのzk-SNARKプロトコルが使われる可能性があるとのこと。
もしこういった機能が実装されれば、Zcashはほかの匿名系通貨と一気に差をつけることが出来そうです。zoeについては、こちらの記事に特に詳しく書いてありますので、参考にしてみて下さい!
Zcashを応援する人達が凄い!
Zcashは、ICOをしていませんが、多くの投資家や協力者に支えられています。
Bitcoin.comのCEO Roger・ver
”ビットコインの弱点である部分がZcashの強みで、ユーザーの金融のプライバシーを守ることが可能になります。ビットコインと競争できるものがあるとすれば、それはこの領域でしょう。”
Anthony Di Iorio JaxxのCEO
”Zcashは世界中の注目を集めてきました。ベンチャーキャピタルの投資を受け、最先端セキュリティテクノロジーに支えられているZcashは、暗号コミュニティではかなりの話題を呼んでいます。Zcashは大きな可能性を秘めています。”
Edward Joseph Snowden 元CIA職員
”Zcashのプライバシー技術は、Bitcoinの最も興味深い選択肢になっています。 Bitcoinは素晴らしいですが、「プライベートでないと安全ではありません」”
上記通り、世界最大の仮想通貨サイト、bitcoin.comの創設者、Roger・verや、仮想通貨のウォレットの開発などを行っているJaxxのCEO、Anthonyが投資しており、またイーサリアムの創設者、Vitalik Buterinがアドバイザーになっているなど、仮想通貨界の重鎮たる面々から支援されております。もちろん、Zcashのチーム自体が頑張らなくてはいけないことに変わりはないですが、周りからの期待の高さが伺えますね!
世界有数のセキュリティ企業、Mcafee社のMcafeeさんも、ZECに大きな期待を寄せています!
I am inundated by people asking me for recommendations on cryptocurrencies. If you would use your heads you would figure out that the privacy coins (anonymous transactions) will have the greatest future. Coins like Monero (XMR), Verge (XVG), or Zcash (ZEC) cannot lose.
— John McAfee (@officialmcafee) 2017年12月13日
Zcashはインフレが約束されている??
ICOが行われず、またスローマイニングが行われたZcashは、他の仮想通貨と比べて、通貨の供給量が低い状況です。そのため、マネーサプライ(MS)インフレ率という指標でみると、Zcashのインフレ率は、876%にも達します。(ビットコインなどほかの仮想通貨は、16〜29%)
2017年12月現在の供給量(coinmarketcap.comより
- Bitcoin= 16,764,175枚
- Zcash= 2,920,219枚
Zcashの供給量は、BTCの7分の1ほどとなっており、インフレが起こりやすく、価格が上がっていく伸びしろは非常に大きいことが伺えます!
2018年のアップグレード、Saplingに期待!
Zcashの開発陣は、匿名送金のスピードが現実的な決済に使えないという認識をもっており、それについて、2018年にSaplingと名付けた大幅なアップデートを予定しています。
ZcashのエンジニアSean Boweと暗号技術者のMatthew GreenとIan Miersは、速度の大幅な向上につながるzk-SNARKの新しい試作品をリリースしています。Jubjubと呼ばれる新しいタイプの楕円曲線は、取引を作成するのに必要な時間を大幅に短縮するために数学を使用しています。
Bowe氏がブログ記事で説明するところによると、この技術を使用により「記録的なパフォーマンス」が可能だと研究者達が主張している様です。さらにブログ記事によると、zk-SNARKsの取引作成は、98倍少ないコンピュータメモリの消費で、現在の約5倍も速くなるとのことです。この技術の利点の1つは、以前は実行不可能だった、スマートフォンでのzcash取引を可能にすることです。Zacashは2018年に予定されている次期アップグレード(名称はSapling)で技術を公開する予定です。
coindeskより引用(当サイト主任翻訳者ともぞー訳
現状としては、公式ウォレットがLinuxのみの対応となっているので、スマホ対応になるのは嬉しいですね!イーサリアムとの提携といい、来年は一気に開発が進んでいきそうです。Zcashについては、改善点がありながらも、それはそのままポテンシャルの高さを示しており、今後の将来性について、十分に期待ができる仮想通貨といえそうです。
Zcash(ZEC)の価格・チャート
※ZEC/BTC=1ZECあたりのBitcoin価格
Zcash(ZEC)の購入方法(取引所)
来年に大型開発を控え、またインフレ率が800%となるZcash。そんなZcashを購入出来るお勧めの取引所は、Binanceです。Binanceは海外の取引所ですが、日本語に対応しており、アプリもとても使いやすいです。さらに手数料が世界一安いと、当サイト一押しの取引所です。
なお、Binanceは海外の取引所となるため、利用にはビットコインを日本の取引所で購入する必要があります。ビットコインは、取引手数料0円の取引所、Zaifがおススメです。
*googleなどで検索し登録すると、フィッシングサイト(詐欺サイト)などに引っかかる可能性がありますので、当サイトから直接リンクに飛ぶことをお勧めします。
Zcash(ZEC)のおすすめウォレット
Zcashのウォレットですが、公式サイトでLinuxのウォレットがあり、その他非公式とはなりますが、windows版、またMac版がでております。
ウォレットの使い方については、公式サイトや、その他検索をかけて確認してみましょう!
ウインドウズ版の動画ありましたので、そちらも載せておきますね!
*ウォレットに送金される際、アドレスの間違い等があるとZcashが行方不明になる可能性があります。使用には十分に注意してください。
Zcash(ZEC)の関連銘柄
※紹介記事のある通貨のみリンクあり
- PR:初心者におすすめのトレード手法を公開中!
-
手間暇かければ必ず利益が出るトレード手法「アービトラージ」について徹底解説!仮想通貨トレードに自信がない方におすすめです。
⇒アービトラージの解説記事はこちら